【いとしのエンタメ】映画「ワンダーストラック」

今週のいとしのエンタメは「ワンダーストラック」をご紹介しました。

PHOTO : Mary Cybulski

1977年のミネソタ州ガンフリント。母親を交通事故で亡くし、伯母の家で暮らしているベン。
父とは一度も会ったことがなく、母からは父親について何も教えられていなかった。
ある嵐の夜、ベンは「ワンダーストラック」というニューヨークの自然史博物館の本を見つける。
本の中には、ある書店のしおりが挟まれていて、父親から母親へのメッセージと思われる文字が書かれていた。
手掛かりを求めて書店に電話をかけようとし途端に、電話に雷が落ちてしまう。
病院で意識を取り戻したベンは耳が聞こえなくなっていた。
しかし、どうしても知りたい父親の手がかりを求めて、ひとりでニューヨークへと旅立つ。

PHOTO : Mary Cybulski

1927年、ニュージャージー州ホーボーケン。生まれた時から耳の聞こえないローズは、支配的な父とは心が通わない生活を送っていた。
ある日、別れて暮らす母親に会いに行こうと決意し、ひとりで船に乗る。
ローズは、母だけではなく兄が働く自然史博物館にも行ってみたかった。
ベンの生きる時代、ローズの生きる時代、二つの時代をつなぐのはニューヨークの自然史博物館。
そして、耳が聞こえない少年と少女はそれぞれの大切な人を探して、旅に出る。
観客は二人の旅に誘われ、徐々に「もしかしたら・・・」という予感とともに結末にたどり着きます。

PHOTO : Mary Cybulski

原作は2011年ブライアン・セルズニックの小説。ニューヨークタイムズベストセラーの映画化です。
聴覚障害の子供の視点から語られる、素晴らしいふたつの旅の物語。
50年の時を隔てた物語が交互に描写され、ラストには感動の結末。
タイトルの「WONDERSTRUCK」とは・・・心躍る一撃!という意味だそうです。
ドラマチックな結末はもちろん、クィーンズ美術館でのニューヨークのジオラマにも心躍りますよ!

原作:ブライアン・セルズニック
監督:トッド・ヘインズ
出演:オークス・フェグリー ミリセント・シモンズ ジェデン・マイケル ジュリアン・ムーア
2017 アメリカ 117分 配給:KADOKAWA
http://wonderstruck-movie.jp/
4月6日(金)から、シネ・リーブル梅田 シネ・リーブル神戸で公開されます。

~サウンドブランチ 鳥飼美紀~

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