【いとしのエンタメ】映画「焼肉ドラゴン」

今週の「いとしのエンタメ」は、あの伝説の舞台を映画化した「焼肉ドラゴン」をご紹介しました。

(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

高度成長期の日本。
関西のある町・・・空港がすぐそばにあり、飛行機が民家の屋根すれすれに飛ぶ町・・・。
大阪万博が開催された1970年、その町のバラックのような建物で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む在日韓国人の家族の物語。
お父さんの連れ子である2人の娘、お母さんの連れ子の娘、そして二人の間に生まれた男の子、時生の6人家族。
家の立ち退き問題、娘たちの結婚問題、時生のいじめ問題、そして祖国に帰りたくても帰れない夫婦の思いなどが、パワーに溢れユーモアに満ちた描写で描かれる。

(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

この「焼肉ドラゴン」は、2008年初演、11年と16年に再演された伝説の舞台の映画化です。
監督の鄭義信さんの脚本・演出のその舞台は、たくさんの演劇賞を受賞しています。
韓国人の俳優、お父さん役キム・サンホさんと、お母さん役イ・ジョンウンさんの演技が印象的。
お母さんはとってもお母さん! すぐカーッとなるけど暖かく優しい心の持ち主。
お父さんは頑張りのきく人だけど、どこか醒めているのが切ない。
「昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる」というお父さんのセリフは心に沁みます。
もちろん、日本の俳優勢も熱のある演技を見せています。
愛情に飢えた激しい気性の次女を演じた井上真央さん、エネルギッシュでした!
当時の流行歌、365歩のマーチ・真っ赤な太陽・伊勢佐木町ブルースなども懐かく、がむしゃらに頑張っていたあの頃の日本を思い出します。

(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

原作・脚本・監督:鄭 義信
出演:真木よう子 井上真央 桜庭ななみ 大泉洋 イ・ジョンウン キム・サンホ
2018年 日本 126分 配給:KADOKAWA ファントム・フィルム
6月22日から、TOHOシネマズ梅田 TOHOシネマズ西宮OS 神戸国際松竹などで公開中

http://www.yakinikudragon.com/
~サウンドブランチ 鳥飼美紀~

こちらの記事もどうぞ

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.