学校テレフォンライン「笑顔プロジェクト」について
ハニーFM開局5周年を記念してスタートした番組「学校テレフォンライン」は、三田市にある小学校20校と中学校8校に電話を繋いで学校の“いま”を感じられる行事や取り組みについて、児童・生徒・先生にインタビューをし、様々な世代のリスナーに17年間、親しまれ愛聴されてきた長寿番組です。
この番組を通して日頃から子どもたちの日常に関心を持ち、注目することで、子どもたちが健やかに育つ環境づくりの一助になれば、という思いで当初から制作しております。「学校テレフォンライン」で元気な子どもたちの姿に接する一方、『子どもの貧困』という社会問題に目を向けると、厚生労働省「国民生活基礎調査」(2022年)では、子どもの貧困率は11.5%(9人に1人)という現実があります。これは、充分な食事や教育を受けることが出来ない子どもたちが、36人学級に4人の割合で存在していることになります。
そこで今回、子どもたちの笑顔が増える活動として表題プロジェクトを立ち上げ、三田市社会福祉協議会の取り組み「善意銀行」(金銭や物品を預かり、必要な方々や社会福祉事業へ渡すしくみ)を通して、経済的に困窮している子どもたちに向けて、協賛金の一部を役立ててもらうことにしました。そして実りあるプロジェクトとして末永く継続できるよう、皆様のご協力を頂きながら実効性のある活動につながっていくことを心より願っております。
この趣旨にご賛同頂ける企業・事業所・団体の皆様を現在募っておりますので、ご協力頂けますようよろしくお願い致します。