【いとしのエンタメ】映画「ゲティ家の身代金」
今週の「いとしのエンタメ」は、サスペンス映画「ゲティ家の身代金」をご紹介しました。
石油王として巨大な富を手に入れたアメリカの実業家ジャン・ポール・ゲティの孫ポール(17歳)が誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。
しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、孫の身代金の支払いを拒否。
離婚してゲティ一族を離れていたゲイルは息子を救うため、誘拐犯と交渉しながら、世界一の大富豪であるゲティとも闘うことになる。
1973年に、実際に起ったアメリカの大富豪ゲティ家の誘拐事件を映画化したサスペンスです。
当時、日本のメディアでも大きく報道されたというこの事件、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
信じられないことに、有り余る財産があるにもかかわらず、孫の命を救うための身代金を拒否する祖父ゲティ。
それが前例になってほかの孫が誘拐されるおそれがあるという、もっともらしい理由を口にしますが、果たして彼の本心は……。
誘拐された孫のポールも、自分の思いつく限りの知恵を出して逃亡を試みます。
ゲティは身代金を出すのか、ポールは逃げ切れるのか、母親のゲイルは息子を救うことができるのか、最後まで緊張が続きます。
なお、この作品は残虐なシーンもあり、R15+指定となっています。
監督:リドリー・スコット(あのブラックレインの監督です!)
出演:ミシェル・ウィリアムズ クリストファー・プラマー ロマン・デュリス ティモシー・ハットン チャーリー・プラマー マーク・ウォールバーグ
2017年 アメリカ 133分 配給KADOKAWA (R15+)
5月25日(金)から、TOHOシネマズ梅田 TOHOシネマズ西宮OS OSシネマズミント 神戸 109HAT神戸などで公開されます。
http://getty-ransom.jp/
~サウンドブランチ 鳥飼美紀~