【やまよもやまばなし】岸本さん 氷ノ山
こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
今日の「やまよもやまばなし」のコーナーは三水山の会でいつもお越しいただいている岸本さんに、プライベートで行かれた氷ノ山についてご紹介いただきました。
氷ノ山は兵庫県で最も高い山(標高1510m)です。新・花の百名山をはじめ、日本200名山、21世紀に残したい日本自然などにも選ばれています。
岸本さんが行かれたのは6月2日(土)でしたので少し花には遅かったそうですが、4月~5月はたくさんのお花が見られるそうですよ!
三田からは車で舞鶴若狭自動車道 三田西IC→春日IC→北近畿豊岡自動車道→八鹿氷ノ山IC→福定親水公園 休憩をはさんでも2時間20分ほどで到着。
今回は6人で車3台で行き、登山口と下山口に距離があったため、車2台を下山口に駐車。帰り道にアスファルトの道を歩かなくて済んだとのことで、人数・車に余裕がある場合はオススメです。
コースは兵庫県側から登るポピュラーなコース。ちなみに鳥取県側の方がゆるやかなコースだそうです。
福定親水公園スタート→樹林帯→氷ノ山超え 稜線歩き→頂上→東尾根コース→東尾根登山口
総距離 8.7km、高低差854m 5時間
ここからは写真とともに見どころをご紹介していきましょう。一番下には本日のアーカイブ放送がありますので、ぜひお聴きくださいね。
氷ノ山はなんと山頂までの距離を書いた標識があります。登山者にとって励みになりますね~!
登山開始からすぐ。落差65mの「布滝」
新緑と滝のコントラストが美しいですね。
ここからは「28曲り」と呼ばれるつづら折りの急登を登ります。
7つの木が1本の木として支え合っているという「連樹」
どれがどの木かわかりますか?
単独行で有名な兵庫県出身の登山家 加藤文太郎も泊まったという「地蔵堂」
スタートから1時間。氷ノ山で一番危険な場所がこちら。崩落しているため、梯子を伝って谷を渡ります。
ここ以外は危険な場所はありません。整備された登山道を歩きます。
スタートから2時間「氷ノ越登山道」に到着。ここまで来ると展望が開けて、氷ノ山のピークも見えるように。
山頂まであと2.1km!!
登山道の途中にあった「こしき岩」
上部に人の姿が!どうやって登ったのか?ルートがあるのかもしれません、とのこと。
スタートから2時間10分。氷ノ山の山頂に到着!頂上には一等三角点の標石が。石でおおわれています。
快晴のお天気で、登山客もたくさん!陽射しがきつく、避難小屋の陰で昼食を取ったそう。
今回は登山初心者~熟練者まで6名での登山。標高1510mまでコースタイム通りに登られたそうです。
快晴のお天気でしたが、山頂はなぜかガスが・・・見えたのは鉢伏山くらいで360度のパノラマ眺望はお預け。
休憩後、下山スタート。神大ヒュッテを通過し、一の谷休憩所で一休み。そして、下山路の見どころ「連理の木」
2本の木が1つになっていて、仲のよい夫婦を象徴しているんだとか。根っこの部分はかなり離れたところから生えているそうですよ。
不思議~!
東尾根休憩小屋までは尾根道ですが、ここからは急坂をひたすら下山。
上り約3時間、下り約2時間、合計5時間の登山。
やはり、兵庫県最高峰ですから登りごたえがありますね!
私も数年前に登りましたがあいにくの雨で、こんなに見どころのある山だとは全くわかりませんでした。
今回、岸本さんからは山の登り方のアドバイスもいただきました。
地面を歩くのと山を歩くのでは歩き方が違います。膝などを痛めないためにも小幅で登る、下りは膝をクッションにして降りるなど。
けがをしてしまうと、せっかくの山登りも台無しです。
日頃からのケアに加えて、夏山前に一度、山での歩き方を見直してみるのもいいかもしれませんね。
↓こちらから本日の放送を聴けます♪
やまよもやまばなし6月26日前半
やまよもやまばなし6月26日後半