【やまよもやまばなし】三水山の会 荻野さん 旧福知山線廃線跡ハイク

旧福知山線廃線跡 武庫川渓谷 ハイキング

今日は三水山の会の荻野さんにお越しいただき、「旧福知山線の廃線跡ハイク、武庫川渓谷をプチアドベンチャー」と題してお話いただきました。

旧福知山線は明治32年(1889年)にできた阪鶴鉄道が前身で、明治39年(1906年)に国鉄に移管され、昭和61年(1986年)複線電化による新ルート開通とともに廃線となったそうです。
現在は、6つの隧道(トンネル)と橋梁を含む約7キロのハイキングコースとなっていますが、もともとはJR非公認でした。
2016年11月に安全対策がなされてから一般開放されています。
私も数年前に行ったことがありますが、随分歩きやすくなっているようですよ!
身近に流れる穏やかな武庫川ではなく、岩がゴツゴツした激しい渓流の武庫川を見ながら、そして真っ暗なトンネルをいくつも歩きながらのハイキングは他では味わえないものです。

今回は台風直前の8月22日(水)、三水山の会から9名のメンバーが出席。
JR武田尾駅からトンネルを抜け、JR名塩方面へ。メンバーの皆さんは暑いので木陰のあるコースを折り返し、荻野さんはお一人名塩駅まで出て名刹木之元地蔵に立ち寄られました。

武田尾駅から廃線跡への入り口はないそうですが、武田尾稲荷神社が出現!新しくできたようです。

天然のトンネルの中、枕木を踏みながら歩きます。退廃的な美しさ…との表現、まさに!

8月も末でしたが様々な花が咲いていたそう!こちらはキツネノカミソリ草。岩場や川沿いに咲くそうです。健気ですね。

いよいよトンネルです。まずは溝滝尾トンネル。これまでの保安用側道は閉鎖され、線路上に木枠の橋ができていたそうです。

こちらの鉄橋は鋭角に曲がり武庫川の上にかかっています。山肌が迫り岩が重なる、私たちの知っている武庫川とは随分違う景観です。

重次郎ヶ淵のあたりで、鯉の群れを発見!昔は鮎も泳いでいたそうですが・・・?!

続いて現れたのが溝滝。男滝と女滝があり、滝壺が深くなっているそうです。ここでも鯉の群れを発見!

歩を進めると対岸に錆びついた鉄枠台が…こちらはダムの建設計画があった時の測量場所だったそう。反対運動などにより、現在はダム計画は止まっているそうですが、手つかずの自然、このまま残してほしいですね。

放送では割愛されましたが、こちらは高座岩。名塩や近郷の人たちが雨乞いをした場所だそうですよ。

廃線跡にある見張り台。速度制限60の表示板もあります。

JR名塩駅が近くなってきました。こちらもしっかり安全対策がなされています。ハイキングに行かれるなら名塩から武田尾へ向かう方が案内板もあり、武庫川を遡上しながら歩くので景観もよいのでは?と荻野さん。

メンバーの皆さんと別れ、わざわざ立ち寄ってくださったのが木之元地蔵尊。
こちらは聖徳太子が、鎮護国家のため1本の木から三体の地蔵尊を刻み、三か所に納めたと言われる日本三躰地蔵尊の一つと言われています。

荻野さんも安全対策がなされてから行ったのは初めてとのことでしたが、各所に案内板もあり興味深いハイキングだったとのこと。
本日の放送を下記から聞くことができます。あわせてお楽しみくださいね。

やまよもやまばなし 8月28日(火)前半

やまよもやまばなし 8月28日(火)後半

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