【いとしのエンタメ】アメリカ映画「500ページの夢の束」

「500ページの夢の束」

©016 PSB Film LLC

サウンドブランチ、鳥飼美紀です。
9月に入りました。猛暑もあともう少しの辛抱でしょうか?
さて、今週の「いとしのエンタメ」はアメリカ映画「500ページの夢の束」をご紹介しました。

©016 PSB Film LLC

自閉症を抱え、家族と離れて自立支援施設で愛犬ピートと共に暮らすウェンディ。
しかし、その家族というのは、姉のオードリーただ一人だけ。
ウェンディは、毎日規則正しい生活をし、ソーシャルワーカーのアドバイスを受け、アルバイトをしている。
彼女はテレビのSFシリーズ『スター・トレック』の大ファンで、スタートレックに関する知識では誰にも負けない。
そんなウエンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。
ある日、『スター・トレック』50周年を記念した脚本コンテスト開催を知ったウェンディは、渾身の作を書き上げる。
しかし、面会に来た姉オードリーとのトラブルが原因で、郵送では締切に間に合わなくなってしまう。
一大決心したウエンディは、誰にも言わずにハリウッドのパラマウント映画まで数百キロの旅に出る。
愛犬ピートとともに、500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて・・・

©016 PSB Film LLC

まず、タイトルがいいですね。
どーんと差し出された500ページの原稿が迫ってくるイメージです!
実は、原題は全く違う「please stand by」。
『スタートレック』の劇中で、状況が読めないときに、乗組員への指示に使われる言葉、それが「please stand by」。
パニックになりそうなとき、いつもこの言葉で自分を落ち着かせるウエンディなのです。 主役ウェンディの生真面目さ、ソーシャルワーカー・スコッティの包容力と頼もしさ、そして姉オードリーの複雑な心。
それぞれの人物がとてもよく描かれています。
ラスト近くに、『スター・トレック』好きの警察官が関わってくるシーンがハートウォーミング!。
人とうまくコミュニケーションが取れないウェンディに対する警察官の機転と優しさに、思わずほっこりしました。
ウェンディが、どうしてもその脚本をハリウッドに届けたかった理由は何なのでしょう?
どうか、彼女の心からの願いをわかってあげてほしいと思います。

©016 PSB Film LLC

監督:ベン・リューイン
出演:ダコタ・ファニング トニ・コレット アリス・イヴ
2017年 アメリカ 93分 配給:キノフィルムズ
http://500page-yume.com/
9月7日(金)から、大阪ステーションシティシネマ 神戸国際松竹で公開。

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