【いとしのエンタメ】映画「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」

「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」

©Quantrell D. Colbert/c Universal Pictures

サウンドブランチ、鳥飼美紀です。一気に秋が深まりましたね。

今週の【いとしのエンタメ】は「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」 をご紹介しました。

©Quantrell D. Colbert/c Universal Pictures

個性豊かなガールズアカペラのメンバーたちが織りなす友情や成長を描いたシリーズの完結編です。
第1作の「ピッチ・パーフェクト」は、音楽が好きでDJを目指している主人公ベッカが、
大学のガールズアカペラ部に所属し、全米アカペラ大会を目指すお話。
そのアカペラグループ「ベラーズ」のメンバーたちは、個性は豊かだがまとまりがなく、バラバラで衝突も多い。
それでも友情を育みながら成長し、全米アカペラ大会で優勝する。
その続編「ピッチ・パーフェクト2」は、全米アカペラ大会での優勝から3年後のお話。
ベラーズは、スキャンダルを起こして世界大会出場禁止処分を受けてしまう。
どうにか名誉挽回のチャンスをもらったものの、それぞれ悩みを抱えるメンバーたちの心は、
またまたバラバラだった。
さらに、ドイツから最強のライバルグループもやって来て、ベラーズはピンチに追い込まれていく…。
そして、今回の完結編「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」。
前回、ベラーズのメンバーたちは世界大会優勝という有終の美を飾り、バーデン大学を卒業し、
それぞれの道へと歩み出した…はずだった。
しかし、仲間たちと歌うことで輝いていた学生時代からうって変わって、
恋も仕事も理想通りにはいかない現実に直面する日々。
ベッカをはじめ元ベラーズのメンバーたちは、それぞれそんな日々を送っていた。
そんな彼女たちに、米軍慰問団のイベントで大物DJの前座に抜擢されかもしれないという、
ベラーズ再結成のチャンスが訪れる!
今回も手ごわいライバルが現れるが、ことは意外な方向へ進んでいき……。

©Quantrell D. Colbert/c Universal Pictures

“ピッチ・パーフェクト”とは、“完璧な”とか“一分の好きもない状態”を意味するそうです。
逆さまに、パーフェクト・ピッチといえば絶対音感だとか……。
主人公ベッカを中心に、素晴らしいアカペラを披露してくれるベラーズの女の子たち。
歌もファッションもダンスも、時にはセクシーに、時にはキュートに、
時にはスタイリッシュに私たちを魅了します。
音楽好きには、ただただ楽しい、心地よい、後味スッキリの作品です。
3部作の完結編ですが、この作品だけでも十分楽しめますし、もしハマってしまったら、
前作も前々作も観ることになりそうですよ。

©Quantrell D. Colbert/c Universal Pictures

“この一言に感動!”
「ピッチ・パーフェクト」で心に残った“一言”は……「生まれた時からずっとチビ!」
ラストで、ステージに出ていくベッカを紹介するフレーズの一つで、一瞬の字幕なので見逃すかもしれません。
平均身長以上の方にはスルーされる一言だと思いますが、小柄な私にはとても印象的なワンフレーズでした。
事実、ベッカを演じるアナ・ケンドリックは、小柄な女性です。
大きなステージの上で小柄(チビ)というのはとってもハンデがあります。
でも、それが全くハンデにならない、素晴らしい歌唱力がベッカ(アナ)にはあるのでした。
そういえば、古いところでは大橋純子さん、最近ではスーパーフライ、ミーシャ、演歌の天童よしみさん…と
小柄ながらずば抜けた歌唱力の人がいます。
あの小さな身体から、どうしたらあんなにパワフルで伸びやかな声が出るのだろう~
といつも羨ましく思っていました。
きっと、神様が身長のかわりに彼女たちに与えてくれた、“とてつもない才能”というプレゼントなのでしょうね。
レディガガ アリアナ・グランデ アブリル・ラヴィーンなども小柄なのですってね。
“チビちゃん仲間”としては鼻高々です!

©Quantrell D. Colbert/c Universal Pictures

監督 トリッシュ・シー
出演 アナ・ケンドリック レベル・ウィルソン ヘイリー・スタインフェルドほか
2017年 アメリカ 93分 配給:パルコ シンカ ユニバーサル映画
http://pitchperfect-last.jp/
10月19日(金)から、大阪ステーションシティシネマ TOHOシネマズ西宮OS で公開

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