【やまよもやまばなし】三水山の会 岸本さん『笠形山』

今日の「やまよもやまばなし」は三水山の会から岸本さんにお越しいただき、有志の皆さんで行かれた『笠形山』をご紹介いただきました。

笠形山は播州平野の北側に聳える山で、播州富士とも呼ばれているそうです。
標高が939.4mとのことですから六甲山と同じくらいですね。
三田からも2時間ほどで行くことができ、コースタイムも登り2時間、下り1時間半ほどと気軽にハイキングに行くことができます。

市川町・神河町・多可町の3つの町にまたがる笠形山は3つのルートがあります。
今回、岸本さん達は市川町側から登る、笠形神社を経由するルートで登られました。
見所が多く、眺望もよいオススメのコースですよ!

三田から舞鶴若狭自動車道 三田西IC~加西IC~下道を走り1時間30分ほどで大鳥居に到着。
こちらにはお手洗いあり。

先程の大鳥居が本来の登山用の駐車場なのですが、岸本さん達は更に上へ車を走らせ、休み堂から登山開始。
実はもう少し上まで車で行くことができるらしいのですが、かなりの狭く急な道だったため引き返したそうですよ!

しばらく林道歩きが続き、もうひとつの駐車場がある八角堂に到着。ここから本格的な登山道に移ります。
途中にある標識は距離や時間などコース案内がきっちりされています。
登山道ではなかなか見かけないほど丁寧な標識です。

急登を15分ほど登ると笠形神社に到着。
笠形神社はもともとあった笠形寺の本堂を転用したものだそうで、明治初期のことだそうです。

大きな見どころとなるのが彫刻で、特に見事な本殿の彫刻は丹波市柏原町の久須善兵衛政精、中井丈五郎正忠、中井丈吉の3人の手によるもの。
龍や麒麟など手の込んだ彫刻がそこかしこに見られます。
個人的には屋根が気になります。調べたら垂木飾というそうです。美しい作りです~ため息が出ますね。

本殿の奥にあるのが中宮です。行かれたのは紅葉真っ盛りの11月中旬。
古くて立派なお社と紅葉のコントラストが美しいですね。

続いての見どころは笠形夫婦杉。
樹齢850年、高さは50m、周囲9.5mという巨木です。
ひとつの木が途中でふたつに分かれていて、大小2本の杉が仲睦まじく寄り添っていることから夫婦杉と言われ、笠形神社のご神木となっているそうです。
人が小さく見えてしまいますね!

そして笠形神社の境内には姫路城の心柱に使われたヒノキの跡があります。
昭和34年の姫路城天守閣の解体修理の際に、笠形神社のご神木であったヒノキが切り出され、木曽のヒノキと接がれて柱になっているそうです。
切り出されたヒノキは長さが42m、周囲が4mという巨木で、現在は姫路城天守閣の3階からこの心柱を見ることができるのだそうですよ。
今はこの跡に新しいヒノキが育っています。

笠形神社から次のポイントである笠の丸までは約30分。
稜線に出ると眺望もよくなりますが・・・
途中からは立派な階段が現れます。
ここは「無言坂」と呼ばれていて、登っている間は誰も言葉を発せられないほどの急登だとか!

笠の丸にはお手洗いがあるのですが、風でパタパタと扉が開いたり閉まったり・・・
そう聞くと怖い感じがしたのですが、写真で見るとそんなに怖くはなさそうですが実際は?!

笠の丸を過ぎると稜線歩きが続き、途中には「絨毯通り」と呼ばれる落ち葉の絨毯の道を歩きます。
山頂には2時間弱で到着。
山頂からは南に加古川、姫路の工場地帯や瀬戸内海、北側には千ヶ峰などの山並みが見えるなど360度の眺望が楽しめます。
加古川方面は晴れているのに山頂では残念ながら風がきつく、少し時雨れてしまったのだそう。
山の天気は変わりやすいですし、登山口と山頂で天気が違うこともありますよね~。

三田からも気軽に行けて、気軽に登れる見どころの多い山です。
ちなみに神河町側から登るルートには「扁妙の滝」と呼ばれる滝があり、冬場はこの滝が凍ることで有名だそうですよ!
見てみたい!という方は必ずタイヤを履き替えておでかけくださいね。

下記から今日の放送を聴くことができます。あわせてお楽しみください。
前半

後半

ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当 藤元愛

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