【やまよもやまばなし】三水山の会 荻野さん「有馬富士」

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。

今日の「やまよもやまばなし」は三水山の会から荻野さんにお越しいただき、郷土の山『有馬富士』をご紹介いただきました。

三水山の会では毎年最初に『有馬富士』に登るのだそう。
今年は初冠雪の中、登って来られたそうです。
また、新たな発見があり、見どころたっぷりのハイキングになったとのこと。
有馬富士公園のパークセンターで地図をもらうことができます。
様々なコースもありますので、ぜひ地図を片手にハイキングを楽しんでくださいね。

今回は新三田駅~大池川沿い~福島大池~有馬富士西登山口~わんぱく砦~山頂~尾根分岐~千丈寺湖~芝生広場~新三田というルートを辿っています。

まずは新三田駅から北へ。国道176号線に出て福島長町の交差点からハイキングルートに入ります。
キャッチフレーズの「森と風のコース」を歩きます。
村の鎮守の八幡宮が左手に見えます。

小雪のちらつく中、大池川沿いに雑木林を進んでいきます。
いつもと違った景色に見えますね。
道もとてもきれいに整備されています。

今回の荻野さんの新発見!湖畔の“流紋岩の露頭”
大池川放水路の周辺にあります。流紋岩とはマグマが流れて溶岩が固まった流理組織岩だそうで、白亜紀後期(1億年前~6500万年前)に篠山盆地から西南方向にかけて火山があったのだそう!
太古のロマンを感じますね!

そして写真撮影ポイントである福島大池。
有馬富士を背景に、かやぶき民家と逆さ富士が映りこみます。
この日は鴨の飛来もあり、寒くて首をすくめた鴨たちの姿が見られたそうですよ。

福島大池を過ぎ、西側の登山口から山頂を目指します。
小雪がしんしんと降り、雪景色の中を登っていきます。

中腹から山麓を巻いて頂上広場へ

わんぱく砦ルートにかかる休憩所
わんぱく砦は急登な岩場で滑りやすいのですが、果敢にも皆様雪の中登ったそうです!

有馬富士山頂で記念撮影。
今回は18名の参加でしたが他の9名は里道で有馬富士共生センターへ。
有馬富士共生センターで恒例の新年会だそうですよ。

山頂からはルートを西に取り、急峻な岩場と階段の続く道を慎重に下ります。

暫く下ると千丈寺湖への尾根ルートに入ります。
このルートは平成17年の全国育樹祭の際に整備されたのだそう。大きな道路以外に山も整備されていたのですね!

尾根ルートには3つの峠があります。アップダウンを繰り返しながら進んで行きます。
途中3つ目の峠の前で通行止め。左折し迂回ルートへ向かいます。
だんだんと雪深くなってきました。

この迂回ルートの雑木林を抜けると眺望が開けました。
千丈寺湖と三田市街地、遠くには六甲山系が・・・美しい光景が望めますよ!

尾根ルートを歩ききると「風のミュージアム」に出ます。
造形作家 新宮晋さん作品の屋外常設展示場となっており、作品も雪化粧していました。

有馬富士共生センターで新年会後、新三田方面に向かって有馬富士の東側を歩きます。
福島大池を経由して芝生広場に出ます。ここから流紋岩の露頭へ戻り、新三田へと帰途に着きました。

ちなみに小さいですが「81」のあたりが流紋岩を見ることができる場所です。ぜひマップを手に入れてくださいね。

今日の放送を下記から聴くことができます。
併せてお楽しみください。
前半

後半

今日のお話に出てきた新宮 晋『風のミュージアム』のイベント『県政150周年記念事業「新宮 晋 地球アトリエ~未来へのメッセージ~」』はこちらから→ http://windmuseum.jp/

こちらの記事もどうぞ

error: Content is protected !!