【いとしのエンタメ】映画『女王陛下のお気に入り』

こんにちは サウンドブランチ 鳥飼美紀です。

今週は、英国版大奥ともいえる「女王陛下のお気に入り」という作品をご紹介しました。
18世紀初頭のイングランド。王国を揺るがし、歴史すら変えた3人の女たちのプライドと命を懸けた駆け引き!
ドラマティックとエレガントを極めた、一大エンターテインメントです。

©Twentieth Century Fox Film Corporation

18世紀初頭、アン女王が統治するイングランドはフランスと戦争中。
イングランド議会が、戦争推進派と終結派の争いで揺れる中、アン女王の幼馴染のレディ・サラが女王を意のままに操っていた。
そこに、サラの従妹だと名乗る上流階級から没落したアビゲイルが現れ、女王の召使となる。
アビゲイルはサラの信頼を徐々に勝ち取り、女王のお守役を務めるまでになる。
いつもストレートに物を言うサラに対し、甘い言葉で褒め称える従順なアビゲイルに女王は心を許していく。
そして、アビゲイルの中にいつの間にか芽生えた野望が、レディ・サラに大きな危機をもたらしていく……。

©Twentieth Century Fox Film Corporation

本年度アカデミー賞の作品賞など、9部門にノミネートされている作品です。 
しかも、アン女王を演じたオリビア・コールマン、レディ・サラを演じたレイチェル・ワイズ、アビゲイルを演じたエマ・ストーンのそれぞれが、主演・助演女優賞にノミネートされています。
それを知ると、観る前から期待が膨らむのは私だけではないでしょう!

©Twentieth Century Fox Film Corporation

レディ・サラは、サラ・チャーチルという名前で、ウィンストン・チャーチルや、あのダイアナ妃のご先祖だとか。
作品の公式ホームページには、字幕翻訳家・戸田奈津子さんのこんなコメントが載せられています。
~18世紀の英国王室で、やんごとなき女性たちが、21世紀のダーティー・ワードを駆使するのが笑えます~ 

豪華絢爛な宮廷の中で美しい衣装に身を包みながら、ある時は皮肉を込めて、またある時はストレートに、絶妙な罵りワードを放つのでしょう。
ワクワクしてきますね! これぞ、英国版大奥!

監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:オリビア・コールマン エマ・ストーン レイチェル・ワイズ
2018年 アイルランド・イギリス・アメリカ合作 120分 配給:20世紀フォックス映画
http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/
2月15日(金)~ TOHOシネマズ梅田・西宮OS OSシネマズミント神戸 シネリーブル神戸などで公開されます。

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