【いとしのエンタメ】映画「半世界」
こんにちは、サウンドブランチ 鳥飼美紀です。
今週の【いとしのエンタメ】は、日本映画「半世界」をご紹介しました。
東京国際映画祭で観客賞を受賞した話題の作品です。
ある地方都市郊外の町で、中学時代を共に過ごした3人。
家業を継ぎ炭焼き職人となった紘、車の販売業の光彦、自衛隊に入隊した瑛介。
40歳直前のある日、瑛介が自衛隊を辞め、妻子と別れて町に戻ってくる。
自衛官として国境を超えて世界を見てきた瑛介と、故郷を出ることなく小さな世界で生きてきた紘と光彦。
それぞれが刺激を受けあい、今までの人生とこれからの人生を見つめざるを得なくなる。
人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるのか……男女を問わず、一度は経験する気持ちではないでしょうか。
みんながみんな、夢に描いた人生を送れるわけではなく、ほとんどの人が夢は夢として、現実の世界を地道に生きています。
逆に、地道な生活をコツコツ続けることこそ素晴らしい生き方ではないか……と、私は最近思うようになりました。
とてもまじめなテーマですが、ラストがとってもお茶目。必見です。
監督:坂本順治
出演:稲垣吾郎 長谷川博己 池脇千鶴 渋川清彦 小野武彦 石橋蓮司
2018年 日本 120分 配給:キノフィルムズ
http://hansekai.jp/introduction.html
2月15日(金)から、TOHOシネマズ梅田 TOHOシネマズ西宮OS で上映中です。