【いとしのエンタメ】映画「ギルティ」

©2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

サウンドブランチ 鳥飼美紀です。
今週ご紹介した映画は「THE GUILTY」というサスペンス映画です。

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主人公は、緊急通報指令室のオペレーター、アスガー・ホルム。
元は第一線で活躍する警察官だったが、ある事件が原因で現在は指令室で電話相手の勤務。
そんなある日、「今、自分は誘拐されている」という女性からの通報を受ける。
彼に与えられた事件解決の手段は”電話”だけ。
車の音、女性の怯える声、犯人の息遣い……など、かすかに聞こえる音だけを手掛かりに、彼は事件を解決することができるのか。

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世界中の映画祭で観客賞を総なめにした、電話のやりとりだけで誘拐事件を解決するという、新感覚のサスペンスです。
リアルタイムでストーリーは進行し、主要な登場人物は主人公の警察官アスガーのみ、舞台となる場所は緊急ダイヤル指令室だけ……
そんなユニークな設定の中、電話のやり取りのみで、観客はその電話の向こうで起こっていることを想像します。
誘拐されたという女性の震える声、肌の色、髪型、涙のあと、そして苛立つ犯人……観客一人一人が、それぞれの想像力で事件を追っていきます。
同じ空間で、同じ音を聞きながら、もしかしたら全く違うキャラクターの登場人物や景色を見ているのかもしれないですね。
“GUILTY”というのは“有罪の”という意味だそうです。
この作品には、電話の向こうの犯人の“有罪”だけではなく、もう一つの“有罪”も描かれています。
誰もが思いもよらないラストに”なんてこった!”と思わず叫んでしまいそうになる、非常に面白い作品です。

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監督:グスタフ・モーラー
出演:ヤコブ・セーダーグレン 
2018年 デンマーク 88分 配給:ファントム・フィルム
https://guilty-movie.jp/
2月22日(金)から、シネ・リーブル梅田 シネ・リーブル神戸 で上映中です。

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