【とっておきシネマ】イギリス映画『アガサ・クリスティ ねじれた家』
サウンドブランチ 鳥飼美紀です。
今週ご紹介した映画は、ミステリーの女王アガサ・クリスティ原作の「ねじれた家」という作品です。
クリスティ自身が最も満足している作品のひとつで、初の映画化だそうですよ。
私立探偵のチャールズは、かつての恋人のソフィアから捜査を依頼される。
彼女の祖父は、英国で巨万の富を築き上げた大富豪レオニデスという人物。
ソフィアは、その祖父が何者かによって毒殺されたので調べてほしいという。
チャールズが訪れた城のような大豪邸には、莫大な遺産を巡って“心のねじれた”家族たちが住んでいた。
レオニデスの息子2人とその妻たち、3人の孫、若い後妻、前妻の姉、そして使用人……。
一族全員に殺害の動機があったことが明らかになったその時、第2の殺人が起きる――。
名探偵ポワロやミス・マープルが活躍するアガサ・クリスティの作品は、戯曲と小説でこの100年の間に2億冊を売りあげています。
その中でも、今回の『ねじれた家』の知名度はさほど高くないのですが、衝撃の結末は出版社が書き換えを提案したほど……とか。
私も想像すらしなかった犯人にびっくりしました!
さて、誰が犯人なのか? あなたの推理は?
原作:アガサ・クリスティ
監督:ジル・パケ=プレーネル
出演:グレン・クローズ マックス・アイアンズ ステファニー・マティーニ テレンス・スタンプ
https://nejire-movie.jp/
4月19日(金)から、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸で公開されます。