【とっておきシネマ】『ドント・ウォーリー』&『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』

今週は欲張って2本の映画をご紹介しました!
まずは、アメリカ映画『ドント・ウォーリー』
アルコール依存を克服した、車椅子の風刺漫画家の半生を描いた実話作品です。

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主人公のジョン・キャラハンは、母親から捨てられ養父母に育てられた。
「誰にも愛されていない」ことから目をそらすため、10代から酒浸りの生活だった。
21歳の時にパーティで知り合った男と泥酔して車に乗り、事故で胸から下が麻痺し車椅子生活を余儀なくされる。
絶望と苛立ちで、ますます酒に溺れ自暴自棄になるが、恋人や禁酒会のリーダーとの出会いをきっかけに立ち直る道を探る。
やがて彼は、持ち前の辛辣なユーモアを発揮して、不自由な手で風刺漫画を描き始める。
そして、自分の人生の中で“憎んでいる人達”がいることに気がつき、彼らに会いに行く……。

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2010年に59歳で亡くなった、アメリカの風刺漫画家ジョン・キャラハン。
彼のキャラクターは強烈で、同じ街に住んでいたヴァン・サント監督は「赤い髪をなびかせて、雨の中でも猛スピードの車椅子で走っているのをよく見かけた」らしいですよ。
四肢が不自由でも、エネルギー溢れるキャラハンの物語を、映画化したい…と最初に望んだのは、俳優ロビン・ウィリアムズでした。
もちろん、主人公キャラハンを演じたいという思いだったのですが、叶わず2014年に亡くなってしまいました。
その遺志を受け継いで、2018年に完成したのがこの作品です。

監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ホアキン・フェニックス ジョナ・ヒル ルーニー・マーラー ジャック・ブラック
2018年 アメリカ 113分 配給:東京テアトル
http://www.dontworry-movie.com/
5月3日(金)から、シネ・リーブル梅田 シネ・リーブル神戸で公開されます。

そして、もう1本は日本映画『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』
人気コミックの実写映画化です。

©2019西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会

3人の子供が巣立ち、夫と猫のチビと暮らす有喜子。
夫の勝は頑固で無口な典型的な昭和のお父さん。
ある日、有喜子は末娘にふと「離婚しようと思う」と打ち明ける。
それを聞いて子供たちは大騒ぎになるが、そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消す……。

© 2019西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会

有喜子が離婚したいという原因は何か…それを探るように、時々二人の馴れ初めのシーンが割り込んできます。
このシーンが、昭和世代には懐かしい!
昭和の高度成長期、エコノミックアニマルと言われた日本のサラリーマンは、駅の売店で毎朝牛乳を飲んでいた~?
さて、二人がどんないきさつで結婚したのか? お互いの気持ちは?
ラストにはちょっと泣けます。
タイトルを見て動物が主人公の映画だと思い込んでいましたが、結婚50年目の夫婦のラブストーリーでした!

原作:西 炯子 コミック「お父さん、チビがいなくなりました」(小学館)
監督:小林聖太郎
出演:倍賞千恵子 藤竜也 市川実日子
2018年 日本 105分 配給:クロックワークス
http://chibi-movie.com/
5月10日(金)から、梅田ブルク7 神戸国際松竹 109シネマズHAT神戸で公開されます。

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