【やまよもやまばなし】岸本さんご夫妻 「野坂岳」

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
平成最後のオンエアとなりました。いつもと変わらない曜日でのオンエアでしたが、感慨深いものがあります。

さて、今日の「やまよもやまばなし」は岸本さんご夫妻にプライベートで行かれた『野坂岳』をご紹介いただきました。

『野坂岳』は福井県敦賀市に聳える独立峰で「敦賀富士」とも呼ばれています。
稜線に4つの頂があり、それぞれ順に「一の岳」「二の岳」「三の岳」と呼ばれ、最後のピークが野坂岳の山頂です。
標高は913.3mと六甲山より少し低い程度ですが、道が整備され非常に歩きやすい山で初心者にもオススメだそうですよ。

野坂いこいの森キャンプ場近くにある登山口を出発。
コースは1つしかありません(ピストンです)。道に迷う心配はナシです!

整備された広い、なだらかな道を進んで行きます。

30分ほどでポイントとなる栃の木地蔵があります。
その前の沢を渡り、今度は九十九折の坂道を登ります。

稜線に出ても歩きやすい道が続きます。
途中、「行者岩」に立ち寄ります。行者岩へは後ろ側から登れますよ。

杉の植林帯が続きますが、雪深い福井県の山らしく、杉の根が曲がっています!

最初のピークである「一の岳」
なだらかな山道のため、標識が無ければ見落としていたとか!

山頂に向かってはブナ林が続きます。
新緑や紅葉の季節がきれいでしょうね~。

山頂には2時間弱で到着!
遮る樹木のない広場で360度の展望が楽しめます!

敦賀の町と敦賀湾、福井の山々も見られます。

しかしこの日は風がきつく、昼食は避難小屋で・・・入ると中に小さなお社が!
実は野坂岳は弘法大師が開いた山で、弘法大師が山中で見つけた一寸八分(約7cm)の土作りの仏像が「野坂嶽権現」として祀られています。
現在は麓の崇福寺に安置されているのですが、年に1回、7月23日にこの仏像を山頂の祠に持ってあがり、一晩祈祷する習わしがあるのだそうです。
そのための祠だったのですね~!

整備された道をピストンで下るので、皆さん速足ならぬ駆け足で?!下り、1時間かからないうちに下山!
なんと健脚揃い!

歩きやすいお山でもありますが、何といっても今のシーズンはお花です。
たくさんの花を見つけられたそうですよ。

珍しい形をしている「イカリソウ」
登られたのは4月17日。今年は花のシーズンを読むのが難しいですが、群生していたそうですよ。

丸い白い花弁がかわいい「ミヤマカタバミ」
こちらも群生!

木の根の間に「ショウジョウバカマ」が咲いています。
まるで自然の花瓶のよう!

そして珍しい「ヒメカンアオイ」
葉っぱの下に隠れて咲き、蟻に受粉してもらうのだそう。
茶色い花はかなり控え目ですが、葉の形が徳川の葵の紋に似ていることから「ヒメカンアオイ」という名前が付けられたそう。

その他にも、「ニリンソウ」「エンゴサク」「エンレイソウ」「イワウチワ」などが見られ、「カタクリ」の保護区もあるそうですよ。
三田からは舞鶴若狭自動車道~若狭美浜IC~一般道~野坂いこいの森キャンプ場(駐車場)まで約2時間15分ですから、かなりアクセスもいいですね!
ちょうど今頃はカタクリが見ごろではないでしょうか。また、もう少ししたらイワウチワも楽しめそうですね。
GW後半、おでかけになってみてはいかがでしょうか?

下記から今日の放送を聴くことができます。あわせてお楽しみください。
前半

後半

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