【やまよもやまばなし】近畿で最も遅く桜が見られる屏風岩公苑とエメラルドグリーンに輝く済浄坊渓谷ハイキング

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
10連休明け、お疲れ出ていませんか?
私は10連休ではなかったのですが、人混みが苦手なもので、極力出かけないように過ごしていました。
今思えば、お天気の日にハイキングに行っておけばヨカッタとちょっと後悔。

今日の「やまよもやまばなし」は連休初日のとっても寒い4月27日(土)に行ってきた屏風岩公苑と済浄坊渓谷をご紹介しました。
林道歩きが多く、山登りというよりハイキングといった趣でしたが、渋滞回避のためサクサク歩けるショートカットルートを選択しました。

奈良県宇陀郡曽爾村にある屏風岩公苑。
幅2キロ、高さ200mある、のこぎりの刃のように鋭くそびえる柱状節理の岸壁。
この岸壁にミツバツツジ、山桜が咲き、春には桜と屏風岩、秋には紅葉と屏風岩というように素晴らしい景色を見せてくれる・・・ハズだったのですが、今回は3日で満開だった桜が散ってしまったとのこと。
ご覧のとおりです。

それでもGW初日ということもあって、朝早くから観光客の皆さんがカメラ片手に来られていました。
いくつかまだ花を付けている桜もあり、気を取り直して屏風岩公苑のすぐ奥にある登山口を目指します。
山の中は鬱蒼とした森のようで神秘的です。

この日の気温はなんと8度!しかもかなり風が強い!
40分ほど厳しい山道を登り、なんとか屏風岩の上、一の峰に到着。
下を見ると・・・桜は散ってはいましたが、山桜の出初めの赤い葉と残っているピンクの桜、そして若葉の萌黄~黄緑のコントラストを断崖絶壁の上から見ることができました。
これが満開だったらさぞ美しかったろうなぁと思いを馳せつつ、きつい風を避けるため、さっさと下山、国見山に向かいます。

しばらくはフカフカの歩きやすい道ですが、10分ほどで林道に出ます。
林道からは更に20分ほどでまた山道に戻り、国見山を目指します。

この辺りの山道はなかなか険しい所が多く、急登が続きます。ロープもあり、寒さでかじかむ手でなんとかロープを持って登りました。

登山開始から1時間30分、ようやく国見山の山頂に到着。

頂上からは360度の大パノラマが楽しめますが、あまりの寒さにお昼休憩も断念!
すぐさま下山開始。

東海道自然歩道に出るまでは急坂を下山していきますが、自然歩道に出ると整備された階段の道が続きます。
この階段がまた長い・・・。

下山開始から40分、東屋があり、もしかしてお手洗い?!と心ときめかせるも、残念ながら扉が閉められていて使用不可。
寒かったので、お手洗いは死活問題でした。
ちなみに屏風岩公苑にお手洗いがあります。

東屋を過ぎると、またまた林道に出ます。
ここから済浄坊渓谷まで約40分も林道を歩き、疲れました。
ですが、その疲れが吹っ飛ぶほど済浄坊渓谷の美しいこと!

実は全部の滝を巡りはしなかったのですが、このエメラルドグリーンの川を見ることができただけでも眼福でした。
癒されます~

帰りの林道に少しだけ桜が・・・風が強くてピンボケ。

最後は、屏風岩公苑から車で10分ほどにある、人気のお亀の湯へ。
寒すぎて露天風呂はすぐに出てしまいましたが、源泉かけ流しの湯船もあり、ツルツルになりましたよ。
ファームガーデンもあり、地ビールも人気のようで1本買って帰りましたが美味しかったですよ。

ぜひ、来年、花の時期を見極めてお出かけくださいね!曽爾村観光協会 https://sonimura.com/
また夏には済浄坊渓谷ハイキングもオススメですよ!

【今回のルートと所要時間】
屏風岩公苑~屏風岩の上、一の峰~国見山~クマタワ峠~東海道自然歩道を歩き、斉浄坊渓谷(途中折り返し)~屏風岩公苑の周回ルート
約4時間、活動距離は8.6キロ、高低差は343mでした。

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