【とっておきシネマ】ドイツ映画『ニューヨーク 最高の訳あり物件』

サウンドブランチ 鳥飼美紀です。

今週ご紹介した作品は、同じ夫に捨てられた元妻2人の火花散る共同生活を描いたコメディ。
軽やかな毒と溢れるユーモアで、対照的な二人の女性の“生き方”が鮮やかに描かれます!

© 2017 Heimatfilm GmbH + Co KG

ニューヨーク・マンハッタンの超高級アパートメントに暮らす、モデルのジェイド。
デザイナーとしてデビューする目前に、スポンサーでもある夫から一方的に離婚を告げられる。
さらには、夫の前妻のマリアがアパートに転がり込んできて、アパートの所有権の半分を主張する。
ファッション、ライフスタイル、年齢、性格、すべてが正反対のジェイドとマリアの共通点は、同じ男と結婚したことだけ。
そんな二人の“闘う共同生活”が始まった矢先、ジェイドのブランド経営が不振となる。
部屋を売って経営資金に充てたいジェイドだが、マリアの返事はもちろんノー。
争いはますますヒートアップして……。

© 2017 Heimatfilm GmbH + Co KG

「因果応報」とはこのことでしょうか?
10年前、若く美しかったジェイドは、マリアの夫を略奪して結婚しました。
そして今、40歳になった彼女は、かつてのマリアと同じように夫から捨てられてしまいます。
一方、当時40歳だったマリアは、ジェイドに夫を奪われたたものの2人の子供を育て上げ、今は第2の人生を模索中。
皮肉にも、同じ40歳という年齢で、ジェイドとマリアの運命が一転してしまいます。
一流モデル兼ファッションデザイナーの華麗なライフスタイルと、知性派シングルマザーのナチュラルなライフスタイルが、火花を散らしてぶつかり合います。
女性の目から見た「あるある」がたくさん散りばめられていそうでワクワクしますね。
そして、この作品がアメリカ映画でもイタリア映画でもなく、“ドイツ映画”ということにも惹かれます!

監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:イングリット・ボルゾ・ベルダル カッチャ・リーマン ハルク・ビルギナー
2017年 ドイツ 110分 配給:GAGA
https://gaga.ne.jp/NYwakeari/
7月12日(金)~シネ・リーブル梅田、 8月2日(金)~シネ・リーブル神戸で上映されます。

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