【やまよもやまばなし】初登場!窪田さん「白馬岳」
こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
今日の「やまよもやまばなし」は初登場!日本百名山を既に58座も登られている窪田さんをお迎えして、昨年行かれた夏山登山『白馬岳』をご紹介いただきました。
窪田さんの山歴は中学時代からスタート。高校ではワンダーフォーゲル部に、大学時代は登山サークルに所属され山に親しんでこられたそうです。
社会人になってからの24年間はブランクがあったそうですが、14年前に復活、日本百名山を含め、関西の山々など登山を楽しまれています。
今回は昨年の夏に行かれた『白馬岳』をご紹介いただきました。
白馬岳は標高2932mの山で大雪渓や高山植物がたくさん咲くことから人気の山となっています。
いくつかコースがあり、急な岩場はありませんが、全て中級コースとなっているとのこと。
(ちなみに大雪渓は6本爪の軽アイゼン要)
大雪渓を登るルートや栂池高原から白馬岳を目指すルートが一般的ですが、これまで何度か白馬岳に登っている窪田さん、今回は白馬岳から清水岳(しょうずだけ)を経て祖母谷温泉へ下るルートをセレクト、なかなかにハードなロングコースだったそうですが、清水岳のお花畑は圧巻だったそうですよ!
初日は栂池公園からロープウェイで30分弱で標高1830mの自然園駅まで登ります。
栂池山荘があり、ここで前泊。翌日の登山に備えます。
翌朝は4時に起床、白馬岳を目指します。
まずは乗鞍岳へ。
白馬岳と言えば大雪渓!今回はこちらのルートは取らなかった窪田さんですが、何とこれまで2回も下りで歩かれたそうです。
そしてもうひとつの見どころとなる白馬大池へ。
天気が良ければ空の青と池の青のコントラストが美しい光景を見せてくれます。
小蓮華山を経て白馬岳に向かいます。
難しい岩場などはなく、快適な尾根道が続きます。
白馬岳からの眺望。見渡す限りの山!
白馬岳には山荘が2つあり、全部で2000人も収容できるのだとか!
7月の3連休ということで山小屋はいっぱい!
近年はテントサイトの方が早く埋まるのだそう。窪田さんもテントで1泊。
翌日も朝4時に起床、ロングルートとなる清水岳から祖母谷温泉へのルートを歩きます。
この清水岳へのルートはお花がたくさん!しかも3連休にもかかわらずかなり人もまばら。
お花畑を独り占めできてしまいます!
チングルマ、ハクサンイチゲ、コマクサなど様々な高山植物を見ることができます。
人が少なく、お花をたくさん見られますが、清水岳から祖母谷温泉までは長い下りの連続で展望もあまり望めないため、行かれるなら白馬岳~清水岳~白馬岳でもう1泊するのがオススメとのこと。
少し余裕を持てば、夏のアルプスをゆっくり・じっくり堪能できる場所があるのですね~
ぜひ、今年の夏山登山の参考になさってみてくださいね!
今日の放送を下記から聴くことができます。あわせてお楽しみくださいね!
前半
後半