【やまよもやまばなし】福井と滋賀の県境 風神の風が吹く「三十三間山」

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
遅くなりましたが、10月1日の「やまよもやまばなし」三十三間山についてご紹介しましょう。

三十三間山は福井県は三方五湖で知られる三方町、滋賀県は高島トレイルが有名な高島町の境にある標高842mの山
関西百名山のひとつとなっています。
日本海から琵琶湖まで360度の眺望が楽しめる初心者向けの山です。

駐車場は二か所あり、手前の駐車場にはお手洗いがあります。
鹿避けの柵を越えると沢沿いの道に出ます。
林業か農業の作業用の道のようで整備された緩やかな道を登っていきます。
道の左手は川が流れ涼しい。

20分ほど歩くと「三十三間山登山道」という立派な看板があるのでそこを右に登っていきます。

少し歩くと「風神の滝」という滝が見られます。
そんなに大きな滝ではありませんが、暑かったのでマイナスイオンに癒されました。

滝から10分ほどで「最後の水場」という看板が。
飲めるような感じはしなかったので触らなかったのですが、あまり冷たくなかったそうです。

最初は九十九折に急斜面を登り、20分ほどで汗だくに・・・。ですが、不意に風の通る場所に到達!
ふと見上げると「いっぷくしませんか」の看板。
仰せのとおり一服しました!

10分ほど歩くと「夫婦松」に到達。
展望台とのことでしたが、木々の間から福井の田畑がチラッと見える程度。
よく晴れた日には遠く越前岬、経ケ岬まで見えるそうですが・・・?
また、残念ながら夫婦松は既に枯れて倒れていますが、今は地元の有志の方々が新たな苗を植えているそうです。

斜度があまりないのですが、アップダウンはなく延々と登っていくので、暑さに加えて疲れが出てきました。
夫婦松から20分ほどで「風神 あと700m」の文字が!
風の神様が通るのか段々と風が吹くようになって気持ちよくなってきます。

熊笹の道を抜けると真っ青な空が目に飛び込んできます!
ここからの景色は本当に雄大!
右手を見れば三方町の田畑がまるでパッチワークのような色合いをなして一面に広がります。その奥には日本海が!

左手を見ると滋賀の山々、小さくですが琵琶湖も望めます。

15分ほど急登を歩いて山頂に到着しましたが、残念ながら山頂は眺望は一切ナシ。
この山頂直下の広場がやはり一番のおすすめポイントです。
360度の展望が広がり、風神さんの風も吹き、なんとも穏やかです。
この景色を見るためだけに登る甲斐があると思いますよ!

ぜひ足を運んでみてくださいね!

【コース】
倉見(駐車場)~登山口~最後の水場~夫婦松~風神~三十三間山山頂のピストン
約4㎞ 山頂までのコースタイムは2時間

【アクセス】
舞鶴若狭自動車道 若狭上中ICから国道27号線  車で15分

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