【知りたい!聞きたい!在宅医療】 最終回「長寿社会を生きるために大切なこと」
毎月第4水曜日の15時台は「知りたい!聞きたい!在宅医療」と題して、在宅医療支援診療所・たなかホームケアクリニック 院長の田中章太郎先生に在宅医療について、色々な角度からひも解いていただいています。
2年半お送りしてきたこのコーナー、今回が最終回となりました。
これまで田中先生が診てこられた患者さんやご家族のことを振り返りながら、最後に「これからの長寿社会を生きるために大切なこと」として3つのポイントを教えていただきました。
1.素敵な在宅医を見つける!
「さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん」などを参考に年間10人以上の看取りを行っていることが目安のひとつとなります。
また、緊急往診の数も目安になります。抱えている患者数に対して極端に多い・少ない医院は不要な往診が多い・緊急時に来てくれないなどの問題があるかもしれません。
2.人生会議(ACP)を行う!
「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。(厚生労働省のホームページから)
3.リビングウィル(本人の意思)を示しましょう!
自分の命が不治かつ末期となった時、延命措置を施すかどうかを元気なうちに家族や身近な人たちと話し合い示しておきましょう。