【やまよもやまばなし】音羽三山縦走
こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
今日の「やまよもやまばなし」は奈良県の音羽三山についてご紹介しました。
音羽三山は音羽山・経ヶ塚山・熊ヶ岳の3つの山からなり、中でも古くから「音羽の観音さん」として親しまれている音羽山観音寺が有名です。
観音寺には「お葉付き銀杏」があり、この銀杏見たさに紅葉シーズンラストとなる12月1日に行ってきました。
また、最近はテレビ番組でも月に1回ドキュメンタリー番組の放映があり、ファンの方々もたくさん訪れている場所でもあります。
今回はせっかくなので談山神社まで足を伸ばそうと縦走コースにしましたが、最終的には談山神社をゴールにしました。
かなり舗装路を歩く時間が長いので足への負担も大きかったですが、三山を巡る山歩きはアップダウンがあり、なかなかに面白かったです。
JR桜井駅からバスの予定でしたが、かなりの混雑だったため、タクシーで音羽山観音寺の駐車場へ。
ここからは30分ほど整備された急な坂道を歩きます。
かなりハードな道ですが、道々にかわいい看板が掲げられ癒されます。
観音寺に着くと名物の尼さんたちは不在でしたがお人形さんが出迎えてくれました。
前の週にお祭りがあったようで念願の「お葉付き銀杏」は1つしか見つけられませんでしたが、見事な銀杏の絨毯に心を奪われました。
観音寺を後にするといよいよ本格的な山道に入ります。
20分ほど登れば万葉展望台に到着します。
天気も良く、金剛山、葛城山、二上山まで見渡すことができました。
音羽山の山頂は残念ながら眺望なし。
次の経ヶ塚山に向かいますが、一旦下って急坂を20分ほど登ります。
経ヶ塚山からは大宇陀方面を少し見ることができました。
経ヶ塚山は三山の中で唯一の自然林。
青空と紅葉のコントラストが素敵でした。
3座目の熊ヶ岳への道は先ほどよりもかなり厳しい道でした。
急坂をどんどん下って、ガンガン登る!なかなかにハードな道でした。
熊ヶ岳からは近鉄の反射板を右に曲がり、大峠まで下ります。
大峠からは荒れた道が少し続きますが、坂はきついものの全般的には整備された道が続きました。
最後は林道に出てからの里山歩き。
長閑な里山をのんびり歩いてきますが、結構距離があり疲れました・・・。
里山の中のハイライトは不動滝。
かなりの水量が勢いよく流れ出ています。
不動滝のすぐ近くにあった破不動という巨岩。
真ん中で真っ二つに割れています。
ここから20分ほどで談山神社への旧道に出ます。
大きな古い杉の木立を数分歩くと談山神社ですが、門から入口まではまた急坂!
談山神社にはかなりの数の観光客がおり、バスの時間を鑑みて今回は談山神社には入らず帰途へつきました。
バス停からはこの日登った音羽三山を見ることができ、感慨深かったです。
談山神社には多武峰という山があり、ここから飛鳥の石舞台を合わせたハイキングコースもあるので来年の秋にまた訪れたいと決意を新たにしました。
【コース】
音羽山~経ヶ塚山~熊ヶ岳~大峠~不動滝~談山神社 約8㎞ 約4時間
【アクセス】
●電車・バスの場合
桜井駅(JR/近鉄)南口バス乗り場から「談山神社」行きのバスに乗り「下居(おりい)」バス停下車
●車の場合
参道下に駐車場あり(4~5台駐車可) 縦走の場合は不向き