2016年9月23日放送

cozy

9月も4週目に入ると本格的な秋ももう少し。
豊かで、つややかな歌声。ジミー・スコットのバラードを味わいます。彼には黄金期のジャズ喫茶では未だお目に掛かった事はなかった。出会いは随分と時間を経て80年代半ば。彼の復帰作、『オール・ザ・ウェイ』が評判となり、ジャズ・バーで耳にするようになった。でもボーイ・ソプラノのようでそうでもない不思議な歌声を熱心に聴くことはなかった。
最近になり、ジミー・スコットの絶世時の声が(44才時)聴ける貴重なアルバム69年の「ザ・ソース」。
そのアルバムを手に取るようになり、いつしかビハインド・ザ・ビートでゆっくりと歌うジミー・スコットのバラードに耳を傾けるようになった。彼の豊かで、つややかな歌声、技巧的なことは何もしない無垢のバラードの名手、ジミー・スコットがスーッと身体に入ってくるようになった。
秋の気配が漂う今晩は「ザ・ソース」から、ジミー・スコットのバラードと、同様に心に沁みる他の名手たちのバラードとの聴き比べ、11曲を心底味わいます。

1.I Wish I Knew / Jimmy Scott / The Source 69年
2.I Wish I Knew / Blue Mitchell / Blue’s Moods 60年
3.Day By Day / Jimmy Scott / The Source 69年
4.Day By Day / Jo Stafford / The Hits Of Jo Stafford 63年
5.Exodus / Jimmy Scott / The Source 69年
6.Exodus / Duke Pearson / Angel Eyes 62年
7.Sometimes I Feel Like A Motherless Child / Jimmy Scott / The Source 69年
8.Sometimes I Feel Like A Motherless Child / Curtis Fuller / The Magnificent Trombone 61年
9.This Love Of Mine / Jimmy Scott / The Source 69年
10.This Love Of Mine / Frank Sinatra / In The Wee Small Hours 55年
11.Our Day Will Come / Jimmy Scott / The Source 69年

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