【やまよもやまばなし】三水山の会 岸本さん 穂高縦走
今日の「やまよもやまばなし」は三水山の会から岸本さんにお越しいただき、今年の夏山登山「穂高縦走」についてお話を伺いました。
毎年行かれる夏山登山。今年は奥穂高~吊尾根~前穂高を縦走する3泊4日の登山。
残念ながら雨に見舞われた縦走になったそうです。
お写真をお借りしていますので、いくつかご紹介しますね。
- 今回は三田市民歩こう会会長さんと三水山の会のメンバーと3人で。雨の中、いざ上高地を出発!
- 途中、横尾大橋あたりでは雨が上がって晴天に!空と山のコントラストが美しいです。
- 2日目は難所を登っていきます。「ザイテングラード」岩壁の側面の支稜の事だそう。雨は止んでいます。
- ほぼコースタイム通りに山小屋着。なんと7年に1度の穂高神社の祭礼でスイカがふるまわれたそう!山荘から奥穂高を望みます。
- 3日目は吊尾根を下ります。体を岩場から離して足場を確認しながら3点支持で降りていきます。
- 今年は残雪が多い!吊尾根から見た涸沢。秋には紅葉登山に行かれるそうですよ!
- 岳沢小屋からの一枚。ガスが多いですね。
- 最終日の4日目はゆっくりスタート。上高地へ降りていきます。
- 雨水をたくさん吸って、植物が生き生きと緑をたたえて美しいですね。
皆さんおっしゃるのがここ数年の雨。夏山登山は大体7月下旬の梅雨明けからハイシーズンとなるのですが、ここ数年雨が多いのだそう。
また、今回行かれた奥穂高も二十年ほど前に行かれた時とずいぶん様子が違って荒れているとおっしゃっていました。
自然の風雨による劣化では?とのことでした。大雨が多いことも影響しているかもしれませんね。
穂高は3000mを超える山で、ガレ場が多いのが特徴です。
ヘルメット着用が義務付けられていますので、行かれる方はお忘れなきよう。
小さな石でも頭部にあたると致命傷にもなりかねません。十分注意してくださいね。
晴天でしたら北アルプスを360度見ることができる絶景が楽しめるそうですよ。
登山は自然に触れるスポーツですからままならないこともありますが、それもまた振り返るとよい思い出になりますね。
岸本さんの今回のお話は三田市民歩こう会のWEBサイトでも紹介されていますよ!
詳しくはこちらから→ http://www.eonet.ne.jp/~sanda-arukoukai/99_blank013069.html
ハニー・モーニング・バルコニー 金曜担当 藤元愛