【いとしのエンタメ】映画「愛を綴る女」
今週のいとしのエンタメコーナーは、映画「愛を綴る女」をご紹介しました。

© (2016) Les Productions du Trésor – Studiocanal – France 3 Cinéma – Lunanime – Pauline’s Angel – My Unity Production
南プロヴァンスの小さな村に暮らすガブリエルは、とても魅力的で、男性の目を惹く女性。
ガブリエルの愛情表現が激しすぎるのを心配した両親は、ラベンダー畑で働くジョゼとの
結婚を勧める。お互い愛し合っての結婚ではないので、二人の生活はどこか噛み合わない。
ある時、ガブリエルの腎臓に結石が見つかり、彼女はアルプス山麓の療養所に滞在すること
になる。療養所でガブリエルは、インドシナ戦争で負傷したアンドレという男性と知り合う。
彼女は彼こそ運命の人と思い、恋に落ちていくのだが…

© (2016) Les Productions du Trésor – Studiocanal – France 3 Cinéma – Lunanime – Pauline’s Angel – My Unity Production
とにかく、主演のマリオン・コティヤールが美しく魅力的で危険な女性そのものです!
「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」でアカデミー主演女優賞を受賞したマリオンはこの作品
でもセザール賞主演女優賞候補となっています。彼女は本作品について「自分らしく生きら
れない世界で暮らす女性が、無言で反乱を起こす、それがこの物語」と語っているが、私は
違う意味で心を揺さぶられました。それは、ラストシーンに描かれる、夫ジョゼの一言です。
波乱に満ちたガブリエルの人生を包む〝真実の愛〟を、あなたにも感じとっていただきたいと思います。

© (2016) Les Productions du Trésor – Studiocanal – France 3 Cinéma – Lunanime – Pauline’s Angel – My Unity Production
監督:ニコール・ガルシア 脚本:ジャック・フィエスキ、ニコール・ガルシア
出演:マリオン・コティヤール、ルイ・ガレル、アレックス・ブレンデミュール
2016年/フランス映画/フランス語/120分 /R15+
配給:アルバトロス・フィルム
10月14日(土)〜 シネ・リーブル梅田 シネ・リーブル神戸で公開 以降、京都シネマ
なお、この作品はR15+指定となっているので、15歳以上の方が鑑賞できます。
〜サウンドブランチ 鳥飼美紀〜