みなさん こんにちは! ハニー・サウンド・マルシェの佐藤ようこです。
第2・第4木曜日にお送りしています「ハニー文化情報局」、第8回の3月26日は、三田市の市民演劇OBOGの会「劇団やる気」から、役者で今回は演出助手でもある池田光美さんと、役者兼制作のお二方、平瀬友喜さんと上坂千恵さんにお越し頂きました♪
2007年の郷の音ホールオープン時から、ホール主催で行われていた市民演劇を8回公演したあと、その当時の演出家だった松崎靖博さんが急逝されたため、松崎さんのご意向でもあった市民自らによる劇団を作って欲しいとの想いを汲んで、2年後に「劇団やる気」を立ち上げられました。
現在、正団員は7名、そして、毎年公演ごとにオーディションを行い、「出る気だけでなくやる気のある方!」の参加を募り、おおよそ14~15人の役者さんと、その倍の裏方さん達とともに3回公演を続けてこられました。
今回は、池田さんの恩師 秋津シズ子さん(兵庫県立宝塚北高校演劇科スーパーバイザー)が演出をして下さることになったそうです。
なのですが!…今年公演予定でした『劇団やる気 第4回公演 The Sound of Music』8月16日(日)13時30分と18時30分開演の2回公演は、新型コロナウイルス感染症の影響で、本当に残念ながら中止となってしまいました(T_T)
ミュージカルの英語の台本と楽譜の歌詞も含めて、全てお一人で翻訳をされた池田さん。演劇の魅力をお尋ねすると「一般的に言うならば、自分と違う人間を演じることが出来ると言う事で、性格の幅も広がるのでは。演劇と言うのは世間的にはなくてもいいものかもしれませんが、実は、一番大事なものなのではないかと思います。」と興味深いお話を語って下さいました。
因みに池田さんは、舞台袖の暗~い所から、ステージに出て光を浴びるその瞬間が大好きなのだそうです!(^^)v
上坂さんは「幅広い年齢の方がいらっしゃるのですが、皆さんのように素敵に年を重ねていきたい。長い時間を掛け大変な稽古を経て、本番の幕が下りた時にはとっても大きな達成感があります!」と。
心震える瞬間を平瀬さんに伺うと「製作でもあるので、ほんとに地味な話ですが、幕が開いた時にお客様が沢山入って下さっているのを見た瞬間!アッ良かったー‼と。
また、開場した瞬間にお客様がホールへ入ってこられるのを、そっと見る瞬間も好き」との事でした(笑)
最後に、「あなたにとって演劇とは?」、上坂さん「人や地域との繋がりです!」、平瀬さん「かぶったな~(笑)同じく繋がりですね。」、池田さん「生きる糧!です」と勢いよく答えて下さいました!(^^)!
「劇団やる気」の皆さん、今年は充電期間として、そして来年はよりパワーアップした舞台を心から待っていますよ‼
賑やかで楽しいお話、本当に有難うございました~\(^o^)/