こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ水曜日担当 ふじたのぞみ です。
保育ネットワーク・ミルクから保育士さんをお迎えして、おすすめ絵本をご紹介いただく【おしえて絵本】。
今回は、夏の終わりにぴったりな「おまつりおばけ」という一冊でした。
せなけいこさんの切り絵風の絵がとってもやさしく、親しみを覚える絵本です。
主人公がおばけと聞いて初めはドキッとしてしまいますが、その表情は可愛らしい笑顔で、手には「まつり」と書かれた紅白のランタン。
なんだか楽しそうに思える表紙にほっとします。
おまつりに出掛ける準備をしているおばけ家族のところに現れた泥棒が、こっそりおばけの5人きょうだいを連れて行ってしまいます。
その行く先は、何とおまつり。おばけ風船にしてお店を出しているではありませんか！
追いかけてきたおばけのお母さん・お父さんに助け出され一件落着。
帰りにはおまつりで遊んで帰ったようで、楽しそうな表情でおしまいです。
言葉が少なく、1ページめくるごとにじっくり眺めて楽しめる絵本。
はじめは時間をかけて読み進め、お子さん達に想像力を働かせてもらうのがおすすめなのだそうです。
ストーリーを理解してきたら、お話や絵について会話も楽しむとよさそうですね。
☆「おまつりおばけ」（作 くろだかおる／絵 せなけいこ／フレーベル館）
