こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
あっという間に8月に突入しましたね～！
周りでは夏山を堪能している方も増えてきました。皆さんの夏山計画はいかがですか？
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤敬明さんに徳島県最高峰「剣山」と「次郎笈」をご紹介ただきました。
日本百名山、花の百名山に名を連ねる剣山は西日本では石鎚山に次ぐ第2位の標高（1955m）を誇ります。
次郎笈は標高1930mで西日本では4位となる高さ。
おおらかな山容で高木がなく、剣山から次郎笈への美しい稜線歩きは格別です！
また、今のシーズンは宮尾登美子さんの小説「天涯の花」に出てきたキレンゲショウマが見ごろを迎えますよ！
登山口は標高1420mの場所にある見ノ越登山口。
リフト乗り場もここにあります。駐車場やきれいなトイレもあります。
駐車場すぐそばにある剣神社の石段を登って山に入っていきます。
ちなみに・・・ここまでの道のりが大変です。
三田から高速を2時間、険しい山道を1時間40分・・・山登りより道中の方が険しい道かもしれません。
よく整備されたなだらかな道を登っていきます。
50分ほど歩けばリフト降り場西島駅に到着。
リフトを使えば15分で登山口からここまで登ってくることができます。
リフト乗り場の裏にニッコウキスゲ、ツルギハナウド、ナンゴククガイソウ、シコクフウロが咲いています。
残念ながら今回お目当てだった「キレンゲショウマ」は蕾でした。
リフト西島駅からは3つのコース「尾根コース」「大剣コース」「トラバースコース」があります。
今回は尾根コースを登って山頂へ向かいます。
観光客向けの歩きやすい道で40分ほどで山頂に着けます。
途中、刀掛の松があり、ここが行場コースとの分岐になっています。
ちなみに行場コースにはキレンゲショウマの群落があるそうですよ。
山頂には剣山頂上ヒュッテ、剣山本宮、宝蔵石神社があります。
晴れていれば瀬戸大橋、屋島、大鳴門橋などが見えるそうですが、今回はガスで見られず。
山頂付近は植生保護のため、木道が整備されています。
立派な一等三角点もあります。
展望デッキでランチタイムのあと、次郎笈へ向かいます。
この稜線が一番の見どころですね！
最後の登りが少しきついですが、あとは登りやすい・歩きやすい道が続きます。
景色を堪能したり、のんびり過ごしたり・・・時間を忘れて山を満喫したいですね！
下山は剣山山頂へは行かずトラバース道から西島駅へ。そして遊歩道を選択して下山。
美しいブナの自然林を歩いていきます。途中、祖谷川の源流となる湧き水もあります。
コースタイムは3時間30分ほどですが、ゆったり・のんびり山を楽しみながら歩いたため、スタートから5時間半で登山口に戻ってきました。
のんびりするのがピッタリの山ですよ。
キレンゲショウマはまだこれから咲きそうですし、ぜひお出かけくださいね！
【今回のコース】
見ノ越登山口→西島駅（リフト）→尾根コース（刀掛の松）→剣山→次郎笈→トラバース道→西島→遊歩道コース→見ノ越 距離 9.2ｋｍ、累計高低差 870ｍ
【三田からのアクセス】
神戸三田IC～徳島道・美馬IC（約2時間）～国道438号線（1時間40分）～見ノ越登山口 計3時間40分
電車とバスでもアクセスできますがかなり時間がかかります（6時間以上）
しかしながら日本三大酷道ともいわれる国道は長いクネクネ道ですので注意して走行してください。
佐藤さんのブログはこちらから→ https://chakokoa2596.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-922e0a.html
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