こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
皆さん、寝不足ではないですか～？
私はここにきて頑張って夜更かししてサッカーW杯最後まで見て寝不足です。
今回はベスト8ならずでしたが、次回は必ず！ベスト8以上に入れる実力が付いていると思います！
これからが楽しみですね♪
さて、今日の「やまよもやまばなし」はサッカーW杯日本代表に負けず劣らず？！
なんと兵庫アルプス（全約120㎞・4泊5日）を縦走された三田市の坂田洋子さんをお迎えしてお話を伺いました。
「兵庫アルプス」とは『孤高の人』のモデルとなった兵庫県浜坂出身の登山家・加藤文太郎が日本アルプスになぞらえて名付けた9の山々のこと。
今回、坂田さんはこの9つの山を繋げ、さらに浜坂にある加藤文太郎記念図書館まで踏破されました。
10月24日付の神戸新聞にも掲載されたのでご存知の方も多いと思います。
加藤文太郎に魅せられて兵庫アルプスの縦走を計画された坂田さん。
文太郎も歩いていないだろう縦走路を「カトブン9アルプス」と命名。
今日はTシャツも着て来てくださり、加藤文太郎愛にあふれたお話を伺いました！
出発は10月8日。岡山県と兵庫県の県境にある後山（兵庫御嶽）が1座目となり、大通峠を宿泊地に。
ですが、三国平から大通峠までは藪漕ぎ必須です。
2日目はあいにくの雨模様。
大通峠から三ノ丸（兵庫穂高）を目指します。
2座目の三室山（兵庫乗鞍）では愛用の文太郎Tシャツで気合を入れて！
三ノ丸の避難小屋までは再び藪漕ぎです。
しかし、この縦走のためにこれまで登っていない山やルートは下見をし万全の準備を整えての挑戦だったそう。
特に三ノ丸のネマガリタケは背丈くらいまで伸び、とても歩ける状態ではなかったそうです。
そのため、迂回路なども事前に調査されて臨まれたのだそう！
3座目は赤谷山（兵庫焼）
加藤文太郎も万歳三唱したのだとか！
3日目。残念ながらこの日も朝から雨。
雨の中、4座目となる三ノ丸（兵庫穂高）、5座目・氷ノ山（兵庫槍）、6座目・鉢伏山（兵庫大天井）へ。
鉢伏山へはピストンで戻ってキャンプ場まで下山。
この日もロングコースですが、サポート隊の皆さんのヘルプもあり温泉に行くことができたそう。
生き返りますね！
4日目は氷ノ山キャンプ場から上山高原まで。
7座目・青ヶ丸（兵庫鷲羽）、8座目・仏ノ尾（兵庫白馬）、9座目・大ヅッコ（兵庫立山）を踏破します。
この4日間は正規ルートではないルートもありますが、その分、たくさんの美しい風景を見ることができたのだとか。
9座全て制覇の感動はもちろんですが、見たことない景色に出会えるのもまた山の楽しさですね。
そして最終日は上山高原から浜坂の加藤文太郎記念図書館まで約20㎞のロードです。
加藤文太郎山の会の方の応援などもあり、最後まで歩き切られた坂田さん。
お疲れ様でした！そしておめでとうございます！！
坂田さんの歩かれた「カトブン9アルプス」はヤマレコにレポートがありますので、ぜひご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4765741.html
全てを踏破するのはなかなかに大変だと思いますので、まずは1座ずつ登ってみるのもいいかもしれませんね。
新たな目標もお持ちの坂田さん、またお話を伺いたいと思いますのでお楽しみに！
今日の放送は下記から聞くことができます🎵
ちなみに、今日坂田さんがお持ちくださった本は坂田さんのおじいさまが著されたものです。
加藤文太郎とのご縁のお話もぜひお聞きくださいね！