こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今年初のマルシェのオンエアとなりました!
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
新年最初の「やまよもやまばなし」は華やかにオーストリア インスブルックからのハイキングを3か所 三田山遊会 代表の横井時人さんにご紹介いただきました。
ちょうど新型コロナの影響で渡航制限が出る前の2019年夏に行かれたお話でした。
ヨーロッパでのハイキングは憧れですが、入門編としてインスブルックがオススメと横井さん。
ケーブルカーや鉄道で街からすぐに山に登ることができ、スイスの山々のような高山植物が見られたり、スイスの山々を眺めながらのハイキングができたり・・・と気軽に手軽にヨーロッパの山を楽しむことができるそうですよ!
現在は運休していますが、オーストリアへは伊丹空港~羽田空港~ウィーンへの直行便で。
深夜1時20分発 朝6時ウィーン着ですので時間の余裕がありますね!
ウィーンでは観光をされた横井さん。
今回はウィーン~ザルツブルク~インスブルックへ行かれてからのハイキングのお話を伺いました。
ハイキング1日目はハーフェレカー。
インスブルックからケーブルカーで頂上のフンガーブルック駅へ。
ロープウェーに乗り換えてゼークルベーで乗り継ぎ、ハーフェレカー頂上駅へ。
ここからトレッキング道を下ります。
スイスの山々と同じような美しい高山植物が楽しませてくれます。
日本でもおなじみのチングルマの群落。
黄色いかわいらしいお花 プリムラ・アウリクラ。
こちらは青く美しい エンツィアン
その他にも色とりどりの高山植物が咲き誇っていたそう。
また眼下にはインスブルックの街並みも広がります。
今回は山頂駅から中間駅までのトレッキングコースを歩かれたそうですが、できれば中間駅で降りて山頂駅を目指す方がいい、と横井さん。
砂礫の道で滑りやすいため登りで利用する方がよさそうです。
2日目のハイキングはツィルベンヴェーグへ。
ここは冬季オリンピックの会場にもなった場所だそう。
インスブルックからはバスとロープウェイで行くことができます。
パッチャーコーフェル頂上駅には高山植物園があります。
植物園を後にしてトレッキング道へ。歩き始めるとすぐにアルペンローゼの群落に出会えます。
前日に歩いたハーフェレカーとは違い、樹木がたくさん見られます。
ツィルベンとは松の木、ヴェーグとは道、といった意味で松の木の小径を意味するそう。
そんな美しい山の中には小屋もあり、のんびりコーヒータイムを楽しむことができます。
写真はボシェーベンという名前の小屋(コーヒーレストラン)からの景色です。
横井さんはスケッチブックを持って行ってのんびりスケッチもされたそうですよ!
なんとも素敵な時間の過ごし方ですね!
のんびり過ごされ、ツインベルヴェーグのゴール地点からはリフトに乗って下山。
こちらのリフトはオリンピックでも使われたのでしょう。
オリンピックではスキー滑降の場所となった傾斜地にはチングルマがたくさん咲いていたそう。
ハイキング最終日はゼーフェルトへ。
今度は鉄道を使って移動し、ロープウェーを乗り継いでゼーフェルダーヨッホ駅へ。
ヨッホとは山頂という意味だそう。
パノラマ ヘーエンヴェーグをハイキングします。
こちらの山は日本でも人気のようで日本からの観光客も多かったそうです。
山頂駅には大きな十字架があります。
ヘーエンヴェーグでもチングルマやゲンティアナ、チョウノスケなどたくさんの高山植物がみられたそうです。
コースの先にあるライターシュピッツェはすり鉢のアリ地獄のような砂道。
これまでとは違った険しい景色が広がります。
体力と技術に自信があればこちらへ歩いてみてもいいかもしれませんね。
ちなみにゼーフェルト駅の近くにある湖も素晴らしいとのこと。
高山植物も咲いているのでぜひお立ち寄りください。
盛りだくさんの内容で一部しかご紹介できないのが残念ですが・・・
今日のお話は下記アーカイブ放送から聞くことができます。
新型コロナが終息したらぜひお出かけください!