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やまよもやまばなし

【やまよもやまばなし】北の大峰「鷲峰山」 異業種交流会アウトドア部 窪田さん

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今日で阪神淡路大震災から28年となりました。
忘れてはならない記憶と、それを次の世代へ生かし、繋げていくことを考える日でもあると思います。
自分にできること、日ごろの備え、心の持ち方・・・経験したからこそ忘れずに考えたいですね。

さて、今日の「やまよもやまばなし」は異業種交流会アウトドア部の窪田精一郎さんに北の大峰と言われる「鷲峰山(じゅうぶさん)」をご紹介いただきました。

鷲峰山は京都府相楽郡と綴喜郡の境にあり、大和の大峰山に対して北の大峰と呼ばれた修験の山です。
その歴史は古く、676年に役行者が42歳厄除けのため自分の像を刻んで開創、その後722年に泰澄が伽藍を建立、さらに8世紀には平城京の鬼門除けとして山上に金胎寺が建立されました。
山腹に急峻な岩場や断崖があり、現在でも行場を体験できます。

【今回のコース】
(JR加茂駅~バスで35分)原山バス停~金胎寺~鷲峰山行場(周回)~金胎寺~湯屋谷登山口(湯屋谷コース)~永谷宗円の生家~宗円交遊庵やんたん~湯屋谷バス停(~京阪宇治駅までバスで33分)
約11㎞ コースタイム 6時間 累計標高差 約1000m

登山口となる和束町は宇治茶の生産地。
今では宇治茶の4割弱を生産、碾茶の生産量は全国トップクラスだそう。
その茶畑の中を歩いていきます。

まずは山上にある金胎寺へ。
ここから行場に向かいます。
行場ではこれまで事故もあったということで、初心者だけのグループは止めた方がよさそうです。
また、行場は一方通行で戻ることができませんので、岩場や鎖場などを経験した上でチャレンジしてください。

行場は下りからスタート!慎重に歩を進めます。
写真は東覗。

続いて断崖の道

胎内潜りもあります。

行場に入らないと見ることのできない「千手の滝」

今度は登り返します。

金胎寺に戻ってきます。
重要文化財に指定されている多宝塔。

同じく重要文化財に指定されている山頂の宝篋印塔

少し先に進むと一等三角点があります。
ここからは琵琶湖を一望できるのでぜひ立ち寄ってください。

下山は湯屋谷コースで。
日本で初めて緑茶の製法を発明した永谷宗円の生家があります。

またバス停の近くには宗円交遊庵やんたんがあり、宇治茶などお茶にまつわるものがいただけます。
縦走するのであれば、こちらをラストに持っていくと最後のお楽しみができますね!

【参考サイト】
宗円交遊庵やんたん https://www.sk-yantan.com/

今日の放送を下記から聞くことができます🎵

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