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【6月プレゼント】相国寺承天閣美術館「頂相 祖師たちの絵姿」ペア券2名様にプレゼント!

相国寺承天閣美術館では、「頂相 祖師たちの絵姿」展が開催されています。
達磨を初祖に仰ぐ禅の教えは師から弟子へ連綿と受け嗣がれ、今にその法脈が受け嗣がれています。
相国寺は、夢窓疎石(むそうそせき)を勧請開山に仰ぎます。その教え、つまり法は鎌倉時代に日本へやって来た無学祖元(むがくそげん)から日本僧、高峰顕日(こうほうけんにち)へ伝えられ、夢窓疎石に嗣がれたものです。
法が嗣がれたその象徴として、師の絵姿や袈裟が弟子に渡されます。
その絵姿を頂相と言います。頂相は法を継いだ証であるだけではなく、師の回忌法要の際にも掲げられます。夢窓疎石の遺徳を仰ぐ開山忌、第二世の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)などは、今も相国寺の重要な仏教行事として厳修されています。
本展覧会では、法脈を今に伝える頂相を数多く初公開いたします。
相国寺本山と、相国寺の塔頭それぞれに育まれた禅僧の営みを、ご覧ください。

【構成】
第一章 開山忌を荘厳する頂相
第二章 仏教儀礼と頂相  開山堂にまつられる祖師たちと年中行事
第三章 相国寺の門派と塔頭に伝来する頂相
第四章 禅僧の出世と頂相―昕叔顕晫、鳳林承章を例に

【みどころ1】二つの列祖図 相国寺の三十幅(Ⅰ期)と大應寺の二十八幅(Ⅱ期)
禅宗の歴代の祖師を描いた列祖図が、相国寺派に複数伝来しています。そのうち、相国寺本山に伝来する列祖像三十幅をⅠ期に、そしてⅡ期には初公開、大應寺伝来の列祖二十八幅を展示いたします。
【みどころ2】頂相を描く禅僧たち
頂相には、絵姿の上部に賛文がともなうものが多く、着賛者が誰か、そして誰に与えたのか、といった情報が込められています。今回は昕叔顕晫(きんしゅくけんたく)、鳳林承章(ほうりんじょうしょう)といった十七世紀に活躍した禅僧の複数の頂相を展示し、禅僧の頂相がいつ、どうして描かれたのかを探ります。
【みどころ3】相国寺の復興と頂相制作
相国寺の第一世であり、鹿苑寺や慈照寺の勧請開山でもある夢窓疎石(むそうそせき)の頂相は、相国寺本山や塔頭に複数伝来しています。その成立が中世に遡るものも複数ありますが、江戸時代に入って新たに制作された頂相も多く伝来します。今回は、狩野派、住吉派などに属する職業絵師たち、そして相国寺の画僧による頂相など、本山や塔頭に伝来する夢窓疎石の頂相を複数公開いたします。また、Ⅱ期には中峰明本(ちゅうぼうみんぽん)の中国元時代制作の頂相から近世相国寺で制作された頂相まで複数ならべて公開いたします。同じ禅僧の頂相でも絵師によって異なる細かな差異を比較していただけましたら幸いです。

《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 初祖 達磨 昕叔顕晫賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期

【開催情報】
Ⅰ期 2024年3月17日(日)~ 5月12日(日)
Ⅱ期 2024年5月26日(日)~ 7月21日(日)
休館日 2024年5月13日(月)~ 5月25日(土)
開館時間 10時~ 17時(入館は16時半まで)
拝観料 一般 800円、65歳以上・大学生 600円、中高生 300円、小学生 200円
会場 相国寺承天閣美術館 [京都市上京区今出川通烏丸東入]

ペアチケットを2名様にプレゼント!フォームからご応募くださいね♪
応募締切:2024年6月16日(日)12時
当選発表:プレゼントの発送を以て当選発表とさせていただきます
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