【とっておきシネマ】イギリス映画『シェイクスピアの庭』

サウンドブランチ 鳥飼美紀です。
今週は、ケネス・ブラナー監督・主演のイギリス映画『シェイクスピアの庭』をご紹介しました。

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1613年、ロンドン。
「ヘンリー八世」上演中のグローブ座が火災により焼失。
49歳のウィリアム・シェイクスピアは、これをきっかけに断筆し、家族が暮らす故郷のストラットフォード・アポン・エイボンへと帰る。
20年以上の間、ほとんど顔を合わせることのなかったシェイクスピアの帰還に、妻のアンと娘たちは戸惑いを隠せない。
そんな家族の思いをよそに、彼は17年前に11歳で亡くなった息子・ハムネットを悼み、庭を造ることを思いつく。
しかし、家族との溝は簡単には埋まらず、そのうち長女のスキャンダルや息子の死の真相などが露わになって……。

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シェイクスピア作品を数多く手がけてきたケネス・ブラナーが、シェイクスピアの人生最後の3年間を描いた監督・主演作です。
ケネス・ブラナーという俳優、映画好きな方ならよくご存じでしょう。
1960年北アイルランド生まれ、王立演劇学校を首席で卒業し、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入団。
演劇だけではなく、「ヘンリー5世」「から騒ぎ」「ハムレット」など、多くのシェイクスピア作品映画に出演しています。
16歳の頃、ありとあらゆるシェイクスピアゆかりの地を訪ねたというブラナーは、今回シェイクスピア本人を演じています。

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49歳で故郷に帰るまで、20年以上の年月をほとんど家族と過ごすことがなかったというシェイクスピア。
彼は、家族と暮らすことによって、はじめて自分が家庭の中では「他人」だったということに気づく……というお話。
シェイクスピア没後400年以上経た今も、世界中で彼の作品が劇場で上演され、映画となって上映されています。
天才作家と言われ、この世の総てを知り尽くしているはずの彼が、家族の真実を何も知らなかったと気づく……。
そして、私たちもシェイクスピアのベールに包まれた50年余りの生涯を、この作品で知ることになるのです。

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監督・主演:ケネス・ブラナー
出演:ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、キャスリン・ワイルダー、リディア・ウィルソン
2018年 イギリス 101分 配給:ハーク
http://hark3.com/allistrue/
3月20日(金)~シネ・リーブル梅田 4月3日(金)~シネ・リーブル神戸で公開

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