【とっておきシネマ】ブラジル映画『ぶあいそうな手紙』

サウンドブランチ 鳥飼美紀です。
そろそろ梅雨明けが近づいてきましたが、みなさんお元気ですか?
今週は、視力を失いつつある独居老人と、老人から手紙の読み書きを頼まれた若い娘のお話です。

©CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

ブラジル南部の街、ポルトアレグレ。
一人で暮らす78歳のエルネストは、隣国ウルグアイからやって来て46年。
老境を迎えて視力もかなり衰え、息子のラミロからサンパウロで同居しようと提案されている。
頑固で融通がきかないエルネストは、それを受け入れようとしない。

©CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

ある日、彼のもとにウルグアイ時代の友人の妻ルシアから手紙が届く。
視力を失いつつあるエルネストは、その手紙を読むことができない。
アパートの玄関で偶然知り合ったビアという若い娘に、手紙を読んで欲しいと頼むエルネスト。
その日から、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるのだが……。

©CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

ビアという若い娘を、気安く部屋に入れていいの?
エルネストの周りの人達、そして私たち観客も、みんなハラハラします。
何故なら、ビアは身元を偽っているし、さりげなく室内のお金を盗んだりもするのです。
しかし、エルネストは周囲の心配をよそに、彼女と過ごす時間を楽しみます。
手紙の返事を代筆してもらったり、レコードを聴いたり、本を読んだり……。
そんなエルネストが最後にある決断をして、彼の素直な気持ちを“手紙”に託します。
その手紙を受け取るのは……。

©CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード
出演:ホルヘ・ボラーニ ガブリエラ・ポエステル ジュリオ・アンドラーヂ ホルヘ・デリア
2019年 ブラジル 123分 配給:ムヴィオラ
http://www.moviola.jp/buaiso/

7月31日(金)から、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸で公開されます。

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