みなさん こんにちは! ハニー・サウンド・マルシェの佐藤ようこです。
第2・第4木曜日にお送りしています「ハニー文化情報局」、第18回の8月27日は、「三田市美術協会」会長の高橋栄子さんと、「三田日本画研究会」代表の笹山時子さんにお越し頂きました♪
昭和59年に発足された「三田日本画研究会」さん、当初は60代の方を中心に20名ほどで活動を始められました。
現在は13名(男性2名・女性11名)で、90代の方まで在籍されています。
お稽古は、さんだ市民センターで、第2第4日曜日の13時~17時までです。
昔は絹地に日本画を描いていたそうで、今は和紙を中心に、パネルに和紙を水張りして描かれるそうです。
本格的な日本画なので、高橋さんは膠(にかわ)で絵の具(砂・岩やガラスの砕いたものも!)を溶いて、という工程もされています。
笹山さんは、15年前から日本画を始められました。岩絵の具を使ってみたいと思われたのがきっかけで、一番初めに描いたのは愛犬の秋田犬だそうです(´▽`)
伊藤若冲の鶏の絵がお好きで、ご自身でも描かれたいそうですが、動き回る鶏をスケッチするのはよほど集中力がないと…と。確かにそうですね(^-^;
学生の頃から日本画を始められた高橋さんは、花鳥風月を描くのが多く、上村敦さんが好きな作家さんだそうです。「全部埋め尽くさないで、余韻のある、どこかに空気感を残す、季節を感じさせるものを漂わせる、というのが目標です。絵を見て、時間や季節を感じ取ってもらい、また、描かれていない所を見る方に読み取って頂きたい」と。素敵ですねぇ(≧▽≦)
9月13日(日)には、「一日入門講座」を、さんだ市民センターで開催されます。来年の干支の丑を、見本を見ながら色紙に顔彩で描きます。
1時~5時まで。
参加費は1,500円で、画材は全てご用意下さいます。
ご興味のある方は、この機会にぜひ日本画に触れてみて下さいね~\(^o^)/
最後に、「お二人にとって日本画とは?」とお聞きすると、「皆さんに恵まれて、素敵な雰囲気の所でお稽古させて頂いているというのがすごく嬉しいです。」と笹山さん。
高橋さんは「自然への畏敬を体に感じさせてくれるもの。自分の分身で、心を表現する一つの手段になっています。あまりにも日本画を愛しすぎて家族から嫉妬されています(笑)」との事でした(´▽`)
高橋さん、笹山さん、これからも心震わせる絵を生涯描き続けて下さいね~❢ 有難うございました<(_ _)>