こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
寒い中、自然の中に身を置くとピリッとして気持ちがいい反面、体は冷えてしまいます。
どうぞ山歩きをされる皆さま、ご自愛ください。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は里山のお話でした。
もりんちゅうの会から代表の二口力さんと植生調査担当の松田和美さんのお二人にお越しいただきました。
もりんちゅうの会はけやき台周辺の公園、森林や木器にある古民家を拠点にした山林・田畑を中心に活動をしています。
中でも力を入れられているのが竹炭づくりと里山再生。
竹炭づくりについては放送の中でもご紹介いただきましたが、まずは間伐した竹を無煙炭化器を使って焼いていきます。
できあがった炭は主に土壌改良に使われます。
こちらは三輪にある自然舎さんにて50ℓ 1210円で販売もしています。
農業・園芸など様々な場で活用されているのだそう。
さらに関西学院大学の環境循環団体くるりさんも加わり、こちらでは竹炭を使った食用竹炭パウダーを作り、販売を行っています。ケーキやコーヒーに入れて食すのだそうで、デトックス効果があるのだとか！
そしてもう一つ力を入れているのが木器での里山再生活動です。
そこには古民家があり、ため池があり、裏に山があり、様々な生き物が生息する・・・里山の風景がすべて残っている──そんな美しい里山を100年後もそのまま残したい、という思いで活動されています。
一昨年からは田植えや稲刈りなども始め、かつての原風景がどんどんと戻ってきているのだそう。
今日のお話を聞いて、改めて里山は人の手が入らないと荒れていくのだと感じました。
と同時に人の手が入ることで再生もするし、人と人とのつながりも生まれていくのだと実感しました。
もりんちゅうの会は毎月第１・３日曜日に活動していますが、その他の日も随時活動されているそう。
見学・お問い合わせはもりんちゅうの会 二口（ふたくち）さんへ futakuchi.chi@art.zaq.jp
下記から今日の放送を聞くことができますよ🎵