こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今日は夏至ですね!1年で最も日が長い日ですが、あいにくの雨模様でお日様の恩恵には与れませんね。
1日の時間が変わるわけではありませんが、日が長いと「何かできそう!」とついつい欲張ってしまいます。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長 佐藤敬明さんにお越しいただき、三田から一番近い1000m峰「千ヶ峰」をご紹介いただきました。
やはり1000mを越えると山の雰囲気も大きく変わり、雄大な感じがしますね!
三田から一般道で1時間ほどで行くことができるので気軽に山の魅力を存分に味わえそうです。
千ヶ峰は初級者向け~中級者向けまで様々なコースがありますが、今回佐藤さんがご紹介くださったのは中級者コースです。
三谷登山口→三谷渓谷→岩座神コース合流→尾根道→千ヶ峰→天空コース(尾根道)→七不思議コース→岩座神→三谷登山口
距離 7.3km、累計高低差 約890m、標準コースタイム 4時間
山頂は360度のパノラマ展望、広々とした稜線、美しい沢、歴史的な謂れなど見どころ盛りだくさんのコースです。
スタートは三谷登山口です。
農業公園ハーモニーパークの先に20台ほど停められる無料駐車場があります。
お手洗いも完備されていますよ!
スタートしてすぐに「多可の天空を歩く」と書かれた大きな木の看板がお出迎え。
美しいキャッチコピーに胸が躍りますね!
最初は沢沿いの道を登っていきます。
雌滝、雄滝など小さな滝があり、渓谷美を堪能しながらの登りです。
(ただし梅雨シーズ以降はヤマビルに注意!登る際はしっかり対策をしてから登ってくださいね)
関西百名山、ふるさと兵庫100山に名を連ねるだけあり、道や標識も整備されています。
沢には橋がかけられ、険しい上りではロープも設置されています。
40分ほどで沢を抜け、今度は木の根のコースになります。
スタートから50分ほどで岩座神コースと合流し尾根道を進んでいきます。
最初は気持ちのいいフラットな道ですが徐々に傾斜はきつくなっていきますよ。
そしてスタートから1時間20分ほどで千ヶ峰山頂に到着!
南に笠形山へ連なる山脈、晴れていたら淡路島や明石海峡大橋が見えることも!
西には段ヶ峰など宍粟の山々、北は氷ノ山、北東に大井戸山、竜ヶ岳を望めます。
山頂には小さな祠と南無妙法蓮華経の大きな石碑が。
かつて千ヶ峰は雨乞いの山として信仰があったのだとか。その名残りかもしれませんね。
下山は南側の笠形山へ向かう縦走路・天空コースを下り、七不思議コースへ合流します。
千ヶ峰には“七不思議”があるとのことで、佐藤さんが歩かれたコースでは3つの“不思議”を見られますよ。
まずは「雨乞岩」
山ではよくあるシチュエーションですが、千ヶ峰のそれは雨乞いすれば“必ず”雨が降るのだそう!
2つ目の“不思議”は「塔の岩」
高さ10mほどの大きな岩です。あまんじゃこ伝説の岩のようです。
3つ目は「三本竹」
切っても切っても必ず3本生えてくるのだとか?!
あと4つの“不思議”はどこにあるのでしょうか?
ぜひ探しに行ってみてください🎵
下山路では、途中唐滝という滝があり、沢を横切り巻き道を進みますが一部崩落地点があるのでご注意を。
最後は車道に出て三谷登山口へ向かいます。
美しい棚田が広がり、遠くに歩いてきた千ヶ峰が見えます。
三谷登山口への看板が下山路からは見えにくいので注意してくださいね!
詳しい内容はアーカイブ放送&佐藤さんのブログからどうぞ↓
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