山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで東北」。
この番組では、東北各地の紹介と東北弁で語る民話を紹介しています。
今回は東北の話題として、福島県南会津郡下郷村で2月10日、11日に開催される「大内宿雪まつり」を紹介します。
大内宿は南会津の山中にあり、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
しかし、明治に入り、物流は関東と会津を最短距離で結び、道幅も充分な、新しく開通した日光街道へ移りました。
大内宿は時代の波に取り残される形となり、現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、
昭和五十六年に国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されました。
雪まつりの会場は、旧本陣跡を中心に大内宿全体で行われ、日本一の団子刺しや餅拾い、
名物の蕎麦の早食い競争、太鼓やよさこいの演舞などイベントも盛り沢山です。
また、夜には花火も打ち上げられます。
【東北弁で語る民話】
山形県飯豊町で語られていた民話「三枚のお札」を紹介しています。
お話に出てくる方言
「おさえられる」は「つかまえられる」
「出はった」は「出て行った」
「ぼかげだ」は「追いかける」
「こがんね」は「渡れない」
ハニーFMインターネットラジオで配信放送しています。(再生ボタン▶を押すと放送が始まります)