みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。
この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。
今日紹介する東北の話題は、福島県会津若松市の鶴ヶ城で5月6日 火曜休日まで東北地方の先陣を切って行われている「鶴ヶ城さくらまつり」です。
鶴ヶ城は、約千本の桜が花をつける会津随一の花見の名所で「日本桜の会」百選のひとつです。
ソメイヨシノを中心に、エドヒガン、タカトウコヒガン、サトザクラ、ウワズミザクラ、シダレザクラなど多種の桜が、時期をずらしながら咲きほこります。
鶴ヶ城は、至徳元年(1384)に葦名直盛(あしななおもり)が、鶴ヶ城の原型となる「東黒川館」を築いたのが始まりといわれています。
戊辰戦争時に、約一カ月のあいだ続いた攻防戦に耐えたことから「難攻不落の名城」とうたわれていました。
明治7年に石垣だけを残して取り壊されましたが、昭和40年に再建され、さらに平成23年の大改修では、黒瓦だった天守閣の屋根を、明治に解体される以前の赤瓦に復元。
日本で唯一、赤瓦をまとった天守閣となりました。まっ白な城壁に赤い瓦のコントラストが美しい城と1000本の桜とのコラボレーションは必見です。
また、夜にはライトアップされた夜桜が楽しめます。ライトで照らされ、お堀の水面に映る桜の姿がまた格別です。
光輝く桜と天守閣の姿も幻想的です。
さくらまつり開催期間中は、会津独自の食や工芸文化を体感できる「會津十楽春の陣」や会津の地場産品が勢揃いする「鶴ヶ城春のおもてなし市」などさまざまなイベントが開催されます。
また、鶴ヶ城公園の中には、千利休の子・少庵が建てたといわれる茶室「麟閣(りんかく)」があります。
天正19年(1591)、会津藩主・蒲生氏郷は、千利休が豊臣秀吉の怒りを買ったことを知り、少庵にまで怒りが及ばないよう会津にかくまいました。
麟閣は、その恩義に報い少庵が建てたといわれている茶室です。
福島県の指定重要文化財にもなっている貴重な建物です。
ソメイヨシノが少しずつ葉桜になる時期に、麟閣のまわりには、ぼんぼりのような八重桜が咲きはじめます。
今回は福島県会津若松市の鶴ヶ城で東北地方の先陣を切って行われる「鶴ヶ城さくらまつり」を紹介しました。
ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は 秋田県で語られていた民話「ぬか袋と米袋」です。お話に出てくる
「かっか」は「お母さん」
「すぐれでいいどさ」は「りっぱなよいところへ」
「はねだ」は「飛び込んだ」という意味です。