こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
とうとう5月も最終日!
毎日小さなことに感動しないと時が流れるのが早く感じるのだとか?!
見つけようとしなくても感動できるピュアな心でいたい今日この頃です。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は日本熊森協会から主任研究員の水見竜哉さんをお迎えしてお話をお伺いしました。
ハイカーの皆さんの中には、山で「熊出没注意!」という看板を見かけては「もし襲われたらどうしよう?」と思われる方も少なくないと思います。
そんな恐怖の対象になってしまっている「熊」ですが、実は熊がいない森や山というのは生態系の崩れてしまった山。
豊かな自然が育まれていない山なのだそう。
また、山で出会うイメージのある熊ですが、実は熊の被害の9割以上は里で起きています。
今回はもし山や里で熊に出会ってしまったらどうしたらよいか、またそもそも熊に出会わないためにどうしたらいいのか、といった対策も教えていただきました。
しかしながら、根本的な問題は熊が本来の生活場所である山の奥深いところで生活できなくなってしまったことにあります。
開発のための伐採、熊の餌とならない木々(杉やヒノキ)の植林など、その理由は人間が作り出したもの。
そのため、日本熊森協会さんでは日本各地で啓発活動や調査、自然保護活動を行っています。
三田でも日本熊森協会さんのイベント「くまカフェ」が開催されます。
日時:6月25日(土)15時~
場所:有馬富士公園
お問合せ・詳細はこちらから→ WEB:https://kumamori.org/
facebook:https://www.facebook.com/JapanBearForestSociety/
今日の詳しいお話の内容を下記アーカイブ放送から聞くことができます。
興味深いお話をたくさんしていただきましたのでぜひお聞きくださいね!
そして、次回7月26日(火)11時~「やまよもやまばなし」のコーナーに水見さんをお迎えして、現在の兵庫県の自然環境や生態系の状況についてお話いただきます。お楽しみに!