みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。
この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。
いよいよ本格的な冬の寒さがやってきましたね。そこで、今回は東北のスキー場をいくつか紹介しましょう。
まずは、どのランキングでも、必ず上位に入る山形県の蔵王温泉スキー場です。
樹氷で有名な、東北を代表する老舗スキー場で広大な敷地内に変化に富んだ24のコースと14のゲレンデ。
そして最長10kmのロングダウンヒルコース。29基のリフトやゴンドラがあり、上質のパウダースノーを求めて全国からスキーヤーが集まります。
スキー場一帯は温泉の宝庫で、ロッジ内にも立ち寄り温泉があるほど。スキーを楽しんだ後は、肌をつるつるにする美人づくりの温泉を満喫できます。
12月27日から来年の2月24日まで蔵王樹氷まつりが開催されます。
期間中、樹氷のライトアップをはじめ、花火の打ち上げやロープウェイでの樹氷鑑賞、そしてLEDライトを松明に見立てた1000人の松明滑走などのイベントが予定されています。
次に紹介するのは、福島県の星野リゾート ネコマ マウンテンスキー場です。
昨年、アルツ磐梯と猫魔スキー場がリフトで連結され、磐梯と裏磐梯の2つのエリアで遊べるようになりました。
33本のコースと13基のリフトは国内最大級です。磐梯エリアでは磐梯⼭と猪苗代湖を⽬の前に、気持ち良い滑りができます。
ロングコースや、急斜面、パウダーなどバリエーション豊かなコースで、初心者から上級者まで楽しめるコースがそろっています。
裏磐梯エリアは特異な地形と環境がもたらす良質な粉雪「ミクロファインスノー」が特徴で、積雪量も多く、ロングシーズン楽しむことができます。
他にも、ソリなどで楽しむことができるキッズパークや子ども用のレッスンプログラムも用意されています。
最後に紹介するのは、岩手県の安比高原スキー場です。例年12月上旬から5月上旬まで滑走出来ます。
今年もすでに12月7日にオープンしています。標高1328m、コース面積282ヘクタールに21本のコースがあり、東北屈指のビッグゲレンデです。
最も長い5500mのコースは初級者でも安比ゴンドラに乗って、山頂からのロングコースを楽しめるので、ファミリーや、様々なレベルのグループでも一緒に楽しめます。
他にも、圧雪をしないコースでは、北海道に勝るとも劣らない極上の雪を思いっきり堪能できます。
雪が降らない時はハードなコブ斜面になるのでコブに自信のある方におすすめです。
ぜひ、皆さまもオープンの早い東北のスキー場へ初滑りに行ってみてはいかがでしょうか。
ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は岩手県で語られていた民話「恐ろしいびら口」です。
お話に出てくる
「かがさん」は「母親」
「おっかねもの」は「恐いもの」
「わらびの根餅」は「わらび餅」という意味です。