みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。
さて、今日紹介する東北の話題は、岩手県盛岡市で9月13日土曜から15日月曜祝日まで(株)ベアレン醸造所で行われるビール祭り「ベアレンオクトーバーフェスト2025」です。
この「オクトーバーフェスト」は、ベアレン工場の駐車場を使いベアレン製造の地ビールを飲み放題で提供するもので、毎回、前売りチケットが完売するほどの人気です。
ベアレン醸造所は、古いドイツの醸造所から移設した設備で、ドイツのメーカーから調達した麦芽を使い、ヨーロッパの伝統的製法でビールを造っています。
2015年には定番ビールの『ベアレン・クラシック』が外国特派員協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビール」投票で初代グランプリを獲得したそうです。
ではここで「ベアレン」で人気のあるビールを紹介しましょう。
まずは、世界一に輝いた黒ビールで、まろやかで口当たりの良い味わいが特徴の「ベアレンシュバルツ」。
次は、コクと苦味のバランスが良く、ドイツの本格的なビールのスタイルを継承した、ベアレン醸造所の定番商品「べアレンクラッシック」。
そして、伝統的なピルスナーをベースに、チェコ産ザーツホップをふんだんに使用しキリリとした苦味が特徴の「ベアレン ザ・デイトラッドゴールドピルスナー」が人気のビールです。
他にも季節限定のビールや岩手の果実を使ったビールなどこれら全てが飲み放題で、ビール好きの方には堪らないイベントです。
また、会場では、ドイツの国家資格を取得したフライシャーマイスター(食肉加工マイスター)の作る本格ドイツスタイルのソーセージも販売しています。
日本では数少ないマイスターが作るソーセージをご賞味いただけます。
日本のソーセージと違うのは、なんといってもそのしっかりした肉の味わい。
同じソーセージ一本でも重みが違います。
ベアレンの味わいあるビールと相性抜群とのこと。
各日チケットは税込み3800円でビアジョッキ付き。前売りチケットのみで当日券はありません。
今回は9月13日から15日まで盛岡市で開催される「ベアレンオクトーバーフェスト2025」を紹介しました。
ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は岩手県で語られていた民話「瓜こ姫こ」です。
お話に出てくる「けられまへん」は「やれません」、「ぺっこあげでけもうせ」は「少し開けてくれないか」、「つぽかぶりしている」は「「すっぽりかぶりものをしている」、「ぼったぐられで」は「追い払われて」という意味です。