こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今日の「やまよもやまばなし」は異業種交流会アウトドア部の窪田さんに「的場山・鶏籠山ハイキング」をご紹介いただきました。
たつの市にあるとても歴史的魅力にあふれたハイキングコースですよ!
たつの市は詩人三木露風の出身地ということで、銅像と童謡「赤とんぼ」の歌碑が的場山へ行く道すがらにあります。
的場山の登山口には龍野神社があり、賤ケ岳七本槍の一人甚内(脇坂)安治が祭神だそう。
遠くにきれいな形の的場山が見えます。
龍野公園から30分ほどで野見宿祢神社に到着。
こちらは野見宿祢のお墓になっていて大きな門がそびえ立っています。
野見宿祢は相撲の祖で大和の国から故郷の出雲に帰る途中この地で病死したのだそう。
その宿祢の死を悲しみ、出雲から多くの人が来て揖保川からリレー式に石を運んで墓を作ったそうです。
その時の野に人が立ち並んだ様子から「野に立つ人」「立野」いつしか「龍野」になったといった謂れが・・・!
玉垣には歴代横綱や相撲関係者の名が刻まれています。
野見宿祢神社を後にして40分ほどで的場山山頂に到着!
山頂からはたつの市街地と瀬戸内海が見渡せます。
途中の山道からは揖保川も眺められ、歴史と展望に恵まれたハイキングロードとなっています。
的場山から今度は鶏籠山へ向かいます。
鶏籠山は実は城跡。
1497年赤松一族によって築城された龍野城です。
1595年に取り壊しされ、以降は山麓に平城となったそうです。
鶏籠山から30分ほどで龍野公園に戻ることができますが、近くにある白鷺山にも足を延ばされました。
白鷺山は標高121mで山というよりは丘状の公園になっています。
8つの童謡の歌碑があり「童謡の小径」と名付けられているのだそう。
この歌碑の前に立つとメロディが流れるという趣向を凝らしたもの!
気軽に歩けるハイキングコースですが、近くには播磨の小京都と言われる城下町街並みや、うすくち醤油資料館もあるのでじっくり散策したいですね!
また龍野公園は桜の名所ともなっているので、ぜひ今年の春に行ってみてはいかがでしょうか。
【コース】
龍野公園~野見宿祢神社~的場山~鶏籠山~龍野公園
-白鷺山(一周30分) 約3時間
【アクセス】
JR本竜野駅から龍野公園まで25分
龍野公園に駐車場もあり(三田からは山陽自動車道たつのIC下車すぐ 1時間30分ほど)
下記から今日の放送を聞くことができます。
前半
後半