こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
秋晴れのいいお天気が続いていますね!
私は山登りはもちろん、ピクニックなどアウトドアライフを楽しんでいます。
皆さんはいかがですか?
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会に入っていらっしゃる岸本ご夫妻にお越しいただき『釈迦ヶ岳』をご紹介いただきました。
大峯奥駆道の一部にもなり、日本二百名山、関西百名山にも名を連ねる標高1800mの山・・・
というと、中級コースかと思われますが、実はとっても歩きやすい山だったのだそう!
紅葉も美しい山ですが、すでに霧氷も見られますので、行かれる際はお気をつけて~。
では、お写真をお借りしているのでコースをご紹介していきましょう!
日曜日は駐車場がいっぱい!
人気の山ですので行かれる時は早い時間の出発をオススメします。
三田からは3時間ほどかかりますが、昔に比べると格段にアクセスはよくなっていますよ!
太尾登山口から出発です。
登山口には「大峯奥駆道」の立派な看板が。
登山口からはなだらかで広々とした太尾尾根を登っていきます。
最初はブナやヒメシャラの自然林。紅葉シーズンは美しいでしょうね~!
緩やかな稜線をのんびり歩けます。
1時間ほどで「古田の森」に到着。
左手に七面山、南壁は宇無ノ川に切れ落ちた絶景、その奥には弥山や八経ヶ岳が望め、ガイドブックなどには「自然林の美しさは特筆に値する」と評価されるほどの美しい場所。
この日の天気予報は晴れマーク、降水確率0%だったにも関わらず雨模様に急転。
あいにくの天気で展望は楽しめなかったそうです。
今回の登山はまさに「出会い」の登山になったそう!
そのおひとりが「山伏」さんです。
雨の中、もちろん地下足袋姿!
古田の森から少し下ると鞍部に出ます。その先は「千丈平」です。
この時期は枯れていますが、この付近にはバイケイソウの群落があります。
樹林帯を抜けると今度はミヤコザサの茂る尾根歩きになります。
尾根を登ると右手には大峰山脈、三角形をした独特の大日岳もみられます。
このころには少し雲の切れ間もあり、景観が楽しめたのだそう!
山頂の手前には少し急登がありますが、そこを登ると「大峯奥駈道」の稜線に出ます。
山頂には修験道らしく、大きな釈迦如来像が。
高さは3.6m、台座だけでも135㎏もあるのだとか!それを岡田雄行さんという強力が大正13年に自ら道を作りながら運んだのだそう。
思わず拝んでしまいますね。
帰りはピストンです。
なだらかで歩きやすく、晴れていたら360度の眺望も楽しめる釈迦ヶ岳。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
【今回のコース】
太尾登山口~古田の森~行者のかくし水~大峯奥駈道~山頂(ピストン)
約5時間(休憩含む) 約8.5㎞ 累計高低差約700m
【三田からのアクセス】
神戸三田IC~中国道~近畿自動車道~南阪奈道~京奈和道~五条IC~国道168号~天辻トンネル~新旭橋~もみじ街道~太尾登山口 約3時間
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