みなさん こんにちは! ハニー・サウンド・マルシェの佐藤ようこです。
第2・第4木曜日にお送りしています「ハニー文化情報局」、第22回の10月22日は、『三田音頭会』会長の油谷章二さんと、中村富美代さんのお二方にお越し頂きました♪
昭和54年に発足(当時は三田音頭保存会)、現在は20代~80代の方まで、幅広い年齢層の11名(女性4名・男性7名)で活動されています。
普段の練習は、三田市総合文化センター郷の音ホール練習室1で、毎月第2第4木曜日の19時~22時まで(現在はコロナの影響で、7~8名の人数で19時~21時まで)行われています。
三田音頭は、播磨地方で親しまれている播州音頭であり、そのルーツは吉川音頭とも呼ばれていたそうです。(歴史については、油谷会長が番組で詳しくご説明下さっています。ぜひアーカイブ放送をお聴き下さいね。因みに最初の部分が少し切れていますが、ご了承下さいませ<(_ _)>)
音頭会の練習は、三田音頭本にある30曲の演目から題目を選び、練習時に各自録音機を持参し、それに先輩方の音頭を録音させて頂き家で練習、そして練習日に皆さんと合わせ、先輩にご指導頂くという流れだそうです。
「今の時代は録音機がありますが、昔は口伝のみでしたので大変だっただろうと感心します。」と、在籍6年の中村さん。
油谷会長は、平成9年に入団され、「色んな節が出てくるのですが、節を覚えるのがやはり難しくて、逆にその難しい音頭だからこそ、自分が取れるようになれば非常に楽しくなってきます!」と仰っていました。
そして、どんな感じなのか少し聴かせて欲しいとの私のムチャブリにもかかわらず、お二人で息の合った音頭を聴かせて下さいましたよ!(^^)!(アーカイブで聴けます❢)
毎年、三田市民まつりや各地区の納涼祭にも多数ご出演されている音頭会さん。
今は櫓にマイクがありますが、昔は櫓の上に大きな番傘をくくり、音頭が傘を通じて下に反響するように工夫されていたとか!(興味深いお話ですねー( ゚Д゚))
「三田に昔から伝わってきている歴史ある三田音頭で、夏の風物詩でもある盆踊りを絶やすことなく皆さんに継いでいってもらいたい。」と仰る中村さん。
油谷会長は「音頭取りの魅力は、一人が音頭を取ってみんなが囃すのですが、自分の音頭で皆が一つになって手をたたいて踊るというのが非常に感動的で鳥肌が立ちます!これからも長く続けたいですし、三田音頭会は、人生の生涯学習」だと語って下さいました。
油谷会長、中村さん、今年はコロナ禍でご出演がなく残念でしたが、来年はぜひ、おもいっきり三田音頭を街中に響かせて下さいね❢楽しみにしています\(^o^)/
有難うございました<(_ _)>