こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今冬は予想通り厳冬の冬、雪の予報も多いですね。
今日も明け方からしんしんと雪が降りつもり、美しい銀世界を見せてくれましたが、反面交通にも影響が出ていますね。
午後からは雪は止み、気温も上がってきているので一安心といったところですが、どうぞ皆様お気を付けくださいね。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤さんにお越しいただき、丑年にピッタリ!「ウシ」が名前に付く『牛松山』をご紹介いただきました。
「ヤマケイ」にも大々的に特集されていた干支の山『牛松山』は京都府亀岡市にあります。
JR亀岡駅を降りれば保津川を挟んで「丹波富士」とも呼ばれる、その秀麗な形が見られます。
今回は北側の国分地区にある和らぎの道公園駐車場がスタート地点。
お手洗いもあります。もうひとつの登山口である石鳥居登山口よりは駐車台数も多いのでオススメです。
和らぎの道公園からは一旦車道を歩き、もうひとつの登山口である石鳥居登山口を目指します。
途中、お地蔵さんがお出迎え。
登山口の手前には福性寺というお寺があります。
苔むした参道、庭園がとても素敵です。
(※駐車場はお寺利用者のためのものです。登山の場合は使わないようにご注意ください)
鹿除けゲートを開けて金刀比羅神社の参道となっている道を登っていきます。
このすぐ横に駐車場がありますが4~5台停められるかどうか・・・??
参道では一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居を潜っていきます。
町石や灯篭などが道々にあり飽きさせません。いずれも江戸年間に建てられたもののようです。
佐藤さんが行かれた12月末はなんと雲海が!保津川も近いので雲海が出やすいのでしょうか?
本来なら京都市街や亀山の盆地などが見渡せますが、雲海も素敵です!
再度登った1月には景色も見渡せました!
登る季節や環境で見える景色も変わのが山の面白いところでもありますね!
登山口から1時間10分ほどで山頂手前の金刀比羅神社に到着。
金刀比羅は海の神様だそうですが、かつて保津川では物資の運搬のため船を利用していました。
そのため船頭さんたちの信仰が厚かったのだそう。
休憩所には2艘の小さな船が奉納されています。
山頂はあまり眺望がありませんが、ひっそりと?!「牛松山登頂記念」看板があります。
明智光秀に認めてもらった登頂証明書です!
登頂証明はサンガスタジアム内の大河ドラマ館(2月14日まで、以降は観光案内所へ)の受付でもらえますよ。
山頂から少し下ったところに三等三角点があります。
山頂は636m、三角点は629mの場所にあります。ちょっと見落としてしまいそうな場所にありますが、周りのベンチが目印です!
続いて車を停めた国分側に下山します。
少し急で落ち葉や石ころが多いので注意して下ってくださいね!
ただ、整備は行き届いていますのでご安心ください。
最後の見どころは愛宕神社。
京都の愛宕神社といえば愛宕山ですが、実はここが本家本元!総本宮です。
「元愛宕」とも呼ばれているそうですよ。本殿は鎌倉時代の創建です。
愛宕神社から和らぎの道公園はすぐ!のんびり民家の間を通ってハイキング終了です。
三田からも車で1時間20分ほど、亀岡駅から歩くこともできます。
また、コースタイムも3時間と手ごろなので、丑年の2021年、登りに行ってみてはいかがでしょうか?
そのほか、亀岡城址、サンガスタジアム、湯の花温泉、穴太寺など見どころもたくさんありますので、1日楽しめそうですね!
【今回のコース】
和らぎの道公園~車道~石鳥居登山口~金刀比羅神社参道~金刀比羅神社~山頂~愛宕神社~和らぎの道公園
約7㎞ 累計高低差550m コースタイム 約3時間
【三田からのアクセス】
車:国道176号線~国道372号線(デカンショ街道)~和らぎの道公園 約60㎞ 約1時間20分(一般道のみ)
電車:JR亀岡駅(駅から40分ほどで石鳥居登山口着)
佐藤さんのブログはこちらから↓
http://dota3eien.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-9f683c.html
下記から今日の放送を聞くことができます。