こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
桜が満開となりましたね~私は里山にヤマザクラを見にプチひとりお花見をしてきました。
ヤマザクラも今が見頃。ソメイヨシノよりは小ぶりですが愛らしい花ですね。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は関西学院大学ワンダーフォーゲル部コーチで、関西学院大学大学院研究員の竹内さんをお迎えしてワンダーフォーゲルの始まりや、関学のワンゲル部の活動についてお話をお聞きしました。
昨年はコロナ禍にあり、どの大学の部活動も制限があったかと思いますが、ワンゲル部は如実にその影響を受けたのだとか。外部、特に県をまたいでの移動が制限され、また大学もオンライン授業が主だったため、集まって活動することが難しかったのだそう。ということで、今回は通年の活動状況についてお話いただきました。
まずはワンダーフォーゲルについて。ドイツ語で「渡り鳥」の意味を持つワンダーフォーゲルは、第一次世界大戦後のドイツで始まり、日本では第二次世界大戦後に始まったそう。
ただ、元々のドイツで行われているワンダーフォーゲルとは地形などの自然環境が違うことから、日本は独自の形で発展、大学によっても活動内容は様々だとか。
その中で関西学院大学ワンダーフォーゲル部は冬の山スキー、夏の縦走を中心とした活動を行っています。
関学ワンゲル部は1955年に同好会が発足、6年後に体育会の部になった歴史のあるクラブ。
関西の学生連盟を立ち上げたり、戸隠高原に学生たちが主になって50人も泊まれる山小屋を建てたり・・・と何ともパワフル!
当時の学生たちの熱意のこもったこの山小屋が、山スキーの練習拠点となっています。
山スキーというと、装備が重くきついイメージがありましたが、現在はかなり装備も軽く、使いやすくなっているそう。
もちろん、ゲレンデスキーと山スキーでは装備は異なりますが、スキーも歩きもできる「兼用靴」やスキー板の裏に張って後ろに滑らないようにする「シール」、踵部分が90度も曲がるビンディングなどがあるそうです。
雪山を歩き、誰も滑っていない真っ白な斜面にシュプールを描いて降りてくる・・・まさに最高の幸せだと竹内さん。
もちろん雪山をはじめ、山は危険も伴います。
そのため冬山はもちろん、夏山でも危険回避の方法や万が一怪我をした場合に備えての勉強もワンダーフォーゲル部では行っているそう。
そんなお話はまた次回のご出演時にしていただきたいと思いますので、山に登られる皆さん、ぜひお聴きくださいね!
詳しいお話の模様はアーカイブ放送で!
下記から今日の放送を聞くことができます♪