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やまよもやまばなし

【やまよもやまばなし】山登りの危機管理について 関西学院大学ワンダーフォーゲル部コーチ 竹内さん

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
「もしかして梅雨入り??」なんて言っていた先週でしたが、まさに梅雨入りしました・・・。
コロナ禍にあるので一昨年と同様には楽しめないですが、山登りに一番最適な5月がまさかの梅雨!
山に行けない分、じっくりと山登りのイロハについて考えてみてはいかがでしょうか?

今日の「やまよもやまばなし」は関西学院大学ワンダーフォーゲル部コーチの竹内さんにお越しいただき、山の危機管理についてお話いただきました。
初心者の方はもちろん、ベテランの皆さんも今一度チェックしてみてくださいね!

山登りは楽しいもの、ですが自然相手ですからリスクがないわけではありません。
どんな危険があるかまずは知った上で山を楽しみたいですね。

特にこれからのシーズン、注意したいのが熱中症です。
真夏は低山ほど気温が高くなり熱中症のリスクも高くなります。
行動時間を短くする・歩荷量を減らすなど、山の計画をしている段階から注意をしてください、とのことでした。

そして、重要なのが「いつ・どこの山に行くのか」を知らせておくことです。
家族や親しい人に低山でも日帰りでも必ず連絡しておきましょう。
登山計画書を作り、家族に渡しておくことも忘れずに。
竹内さんから登山計画書のフォーマットをいただいていますので、ぜひ活用してくださいね!
こちらからダウンロードできます→ 登山計画書(ひな形)PDF版

そして山登り必携グッズもご紹介いただきました。

  • 地図・コンパス(必携、地図が読めるように練習しましょう。スマホアプリもいいですが、紙の地図も持って行きましょう)
  • 非常食(カロリーメイトや羊羹など、竹内さんオススメは防災グッズでも使われる缶入りパン)
  • 水(最低1ℓ~2ℓ)
  • 雨具(機能性の高いもの、山靴を履いたまま着用できるもの)
  • アンダーウェア(ポリエステル製の吸水速乾機能のあるもの、ウール100%も高価ですがオススメです)
  • 予備のバッテリー(スマートフォン・携帯電話)と予備電池(ヘッドランプ)
  • 防寒具(ダウンは濡れないように、ジャケットは撥水性・透湿性の高いものを)

リーダーの方は「細引」(お助け紐)を携行されることをオススメ。
初心者の岩場でのフォローに使えます。

また呼子(笛)があると、万が一遭難した時や熊避け、グループ登山での合図などにも使えます。

そのほか、トレッキングポールや積雪の可能性がある場合は軽アイゼンまたはチェーンアイゼン、ツェルトも揃えておくと安心です。

グッズもそうですが、山に行くときは計画を立てることが重要です。
コース、コースタイム、持ち物、天気など事前にシミュレーションをする癖を付けたいですね。
また、万が一の事故・遭難時の対処方法も学んでおきたいですね。

こんな本をオススメしてくださいましたよ。

「ヤマケイ登山学校 登山入門」佐藤勇介  山と渓谷社

ヤマケイ登山学校 山のリスクマネジメント 山と渓谷社

下記から今日の放送を聞くことができます。
詳しい危機管理方法、注意点や持ち物などぜひチェックしてくださいね!

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