こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
最近は雨が多いですね~山の予定の変更を余儀なくされることも多いこの頃。
日曜日は山の予定が取りやめになり、急遽チケットを取ってオリックスVSロッテ戦を見に京セラドーム大阪に行ってきました!
佐々木朗希投手、本調子ではなかったようですが160㎞オーバーの投球はやっぱりすごかったです!
さて、今日の「やまよもやまばなし」は三田山遊会 代表の横井時人さんに「開聞岳・高千穂峰」をご紹介いただきました。
なかなか関西から登山で九州・・・というと予定を組むのも難しいかな?と思ってしまいますが、旅上手の横井さん、今回も+αのお楽しみも入れて山旅を堪能されたそうです。
1日目は朝7時前に神戸空港へ到着、1時間ほどで鹿児島空港に到着。
鹿児島空港からレンタカーを借りて開聞岳ふれあい公園へ。
ふれあい公園の駐車場から徒歩10分で2合目の登山口に到着。
1日目から開聞岳日帰り登山を敢行です!(標準タイムで登り2時間30分~3時間、下り1時間半~2時間)
開聞岳にはツワブキが多く自生しているそう。
ツワブキというと鑑賞用かと思っていましたが、地元の方は食用にされるのだそうです。
4合目を過ぎたあたりから火山礫のザラザラした道に・・・
滑りやすいので注意が必要です。また、5合目までは展望がなく木々の中を歩いていきますが、5合目で視界が開けます。
南東方向に長崎鼻といわれる奇岩の岬を見ることができます。
この辺りからはショウジョウバカマが咲いていたそう。
関西ではあまり見ない白のショウジョウバカマです。
8合目を過ぎると眺望がよくなってきます。
5合目で見た長崎鼻も遠くに見え、高度感を感じられます。
また、らせん状に登っていくので、見える景色がどんどんと変わり飽きさせません。
9合目を過ぎると今度は枕崎方面、薩摩半島が見られるようになります。
そして標高924mの開聞岳山頂は360度のパノラマ展望!
薩摩半島突端の全景、東に長崎鼻、大隅半島、北側には池田湖などが見渡せます。
また、天気が良ければ屋久島までも見渡せるのだそう。
ちなみに開聞岳は天皇陛下(当時の皇太子殿下)が登頂され、お立ち台という名前の記念プレートがあるのだそう。
ぜひ、お立ち台から絶景を眺めてみてくださいね!
帰りはピストンで同じ道を下っていきます。
滑りやすい火山礫の道ですので慎重に・・・
下山後、JR最南端の駅「西大山駅」からは夕日と美しい山容の開聞岳を眺められたそう。
達成感に包まれた瞬間だったそうですよ。
1日目は指宿に宿泊、砂風呂を楽しみ、2日目は予備日として知林ヶ島へ。
1日目の天候が思わしくなかった場合は1日目を知林ヶ島、2日目を開聞岳にする予定だったそう。
フレキシブルに対応ができる旅のプラン、参考になりますね!
そして3日目は高千穂峰へ。
登山口となる駐車場の標高は980m。高千穂峰は標高1574mですので標高差は600mほどになります。
高千穂峰も火山礫の登山道ですので滑らないよう気を付けて歩いてください。
登山口から1時間ほどで御鉢の火口壁に到着します。
深さは250m~300mほどもあるのだそう。
そして、この火口壁、5月になればミヤマキリシマが一面に咲くのだそう!
横井さんの行かれた4月は2輪だけひっそりと咲いていたそうです。
ここからは左前方に高千穂峰の山、右手に御鉢を見ながら歩いていきます。
広い馬の背を100mほど下ると脊門丘(せとお)に到着。
ここには霧島神宮の上宮があったそう。
脊門丘からはいよいよ山頂へのアタック!
ザレ場の滑りやすい道を登っていきます。
きつい上りを終えると広々とした山頂に到着。
山頂には鳥居があり、その奥の小高い山のてっぺんに青銅製の剣が逆さに刺さっています。
こちらは天の逆鉾と言われ、天孫降臨の地のいわれが残っています。
こちらもピストンで下山。
いずれも日本百名山に名前を連ねている開聞岳と霧島山の一部である高千穂峰。
2泊3日で九州の名峰をめぐる山旅、企画してみては?
その他の見どころなど詳しくお話くださいました。
下記から今日の放送を聞くことができますよ。