こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
やっとやっと久しぶりに夏のアルプスに行ってきました!
以前、「やまよもやまばなし」でご紹介いただいた白馬岳を逆コースで歩いてきました。
お天気にも恵まれ、やっぱりアルプスはいいなぁ!!と実感して帰ってきました。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は白馬岳をご紹介くださった、三田山遊会 代表の横井時人さんに東北の山シリーズ 今回は夏の秋田・岩手の山第1弾として「秋田駒ヶ岳」周回コースと「秋田駒ヶ岳~乳頭山」縦走コースをご紹介いただきました。
初心者でも十分に楽しめる整備されたコースと夏はお花畑をたくさん見られるオススメの山ですよ!
まずは「秋田駒ヶ岳」から。
伊丹空港を7時30分に出発して1時間20分ほどで秋田空港に到着。
そこからレンタカーで移動し、11時半過ぎには秋田駒ヶ岳8合目の登山口に!
飛行機+車で素早く行けるのも魅力のひとつですね。
まずご紹介いただいた周回コースは8合目から登るので楽々です。
(8合目までの道路は夏の間は一般車は通行止めなので、宿泊ホテル近くのバス停からシャトルバスを利用されたそうです)
8合目で既に標高1307m。
標高1443mの片倉展望台まで25分ほど歩いていきます。
展望台からは日本で一番水深があるという田沢湖を眼下に見渡せます。
展望台から25分ほど下ると阿弥陀池に到着します。
秋田駒ヶ岳は火口湖となっていて大きな池の周囲を木道がめぐっています。
阿弥陀池の先に見えるのは男岳。
秋田駒ヶ岳は総称で最も高い山は男女岳(1637m)
阿弥陀池から20分ほどの登りです。
男女岳の登りの途中にはトウゲフキの群落が。
秋田駒ヶ岳は花の百名山でもあります。
続いて通称「ムーミン谷」と呼ばれる馬場の小路へ。
ここはまさにムーミンが住んでいそう!チングルマの大きな群落があり、花の百名山の所以となっています。
既に綿毛になっていたそうですが、6月下旬~7月上旬には見事なお花畑を見せてくれそうですね。
続いて大砂焼の長い登りを40分で横岳へ。
横岳への道、や横岳周辺にはコマクサがたくさん咲いています。
同じ山域でも場所によって咲いているお花が違うのが面白いですね!
横岳山頂からは翌日歩く乳頭山縦走コースが見えます。
焼森山へ下りてから登山口に戻り、この日の登山は終了です。
秋田駒ヶ岳はさすが花の百名山だけあって、その他にもハクサンシャジン、ハクサンフウロ、ミヤマリンドウなどたくさんのお花が見られたそうですよ。
翌日は同様に秋田駒ヶ岳8合目登山口へ。
今度は乳頭山への縦走路です。
前日に焼森山へ行っているので、今回は笹森山~湯森山へ向かいます。
こちらは熊が生息することでも知られています。
笹森山付近では7月下旬~8月上旬にも関わらずまだニッコウキスゲが咲いていたそう。
続いて、湯森山から熊見平へ。
ゆるやかな木道の周りにはキンコウカが。
熊見平の先には宿岩と呼ばれる巨岩があります。
こちらの山も秋田駒ヶ岳に負けず劣らずお花がたくさん!
シモツケソウとニッコウキスゲのお花畑やミズギク、ギボウシなどたくさんのお花が。
笊森山、千沼原を過ぎて乳頭山へ!
ミネウスユキソウが出迎えてくれます。
スタートから5時間30分ほどで乳頭山へ到着!
お花を見ながらなのでゆっくり時間をかけて・・・
この日はあいにくのお天気だったそうですが、たくさんのお花を愛でながらの登山だったそうです。
そして下山口近辺には黒湯温泉、一本松温泉、孫六温泉など温泉がたくさんあります。
今回は田代岱の木道を歩いて孫六温泉方面へ下山。
横井さんたちご一行は宿泊先のホテルがお迎えに来てくれたということで、温泉はホテルで入られたそうですが、下山後に湯めぐりも楽しそうですね。
それにしても縦走路の下山口にお迎えに来てくれるとはありがたいですね~!
次回は後半の「岩手山」「早池峰山」について9月5日(火)の「やまよもやまばなし」のコーナーでお話いただきます。
どうぞお楽しみに!
下記から今日の放送を聞くことができますよ🎵